麻生財務相・大臣の給与っていくらなの?返納しても大した金額ではない?

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森友問題での財務省の文書改ざんの責任をとって、麻生財務相が1年分の給与を返納するとニュースになっていますね。

いったい財務相の給与額は、いくらなのか気になって調べてみました。

早速見ていきましょう。

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麻生財務相の給与っていくらなの?

麻生財務大臣は総理と同じく、特別職の国家公務員です。

内閣官房のホームページに平成30年の特別職の給与額一覧表があります。

この表を見ると、

平成30年4月現在の大臣の給料は146万6000円です。

実は、ここに地域手当・月給の18%分(263,880円)が加わります。

合計すると月給は、172万9800円となります。

この金額、サラリーマンからすればかなり羨ましい金額ですね。

ボーナスを加えた年収はどうでしょうか?

年2回のボーナスは、423万円です。

合計すると年収は、2075万8000円となります。

手取り金額でみるとざっくり2割引かれるとすると手取り額は、1660万円ほどになります。

サラリーマンの平均年収は、約400万円ですから、約4倍強の年収ということになります。

一般人からするとまことに羨ましい金額です。

たいした金額ではない?

しかしながら、見方を変えれば日本国の大臣が手取り1600万円程度なのと見れなくもないですね。

大企業のトップは、その5倍から10倍はもらっているでしょう。

大臣という24時間、365日体制で勤務する責任の重さ、大きさから考えると少ない気もします。

でも今回の麻生財務大臣からすれば約2000万円を返納したからといって、痛くも痒くもないレベルでしょう。

何と言っても代々続く麻生家の資産は、いったいいくらあるのか想像もできません。一応表向きの資産公開はされていて、麻生財務大臣の資産は2017年の発表では、約5億円です。

引用:https://www.sankei.com/politics/photos/171215/plt1712150028-p1.html

こういう資産公開金額も最低限の部分で、実際はもっとあるでしょうと考えてしまいますね。このルールを作ったのも政治家自身ですから抜け穴はいくらでも用意されているでしょう。

そういった隠れ資産の適切な運用も堅実にやっているはずですので、毎年莫大な不労所得が入ってきていると推測されます。

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続報、麻生財務大臣の返納額がたった170万円!?

麻生財務大臣の自主返納額が明らかになってきました。

ニュースによると、12ヶ月分で約170万円という驚きの金額です。

伊藤豊秘書課長は記者会見で、麻生氏が自主返納する額について明かした。

「閣僚給与は色々な理由でだいぶ減額をされておりますので、その分なんですけれども、12か月分で約170万円」

引用:https://www.j-cast.com/2018/06/04330438.html?p=all

このニュースを見て、一瞬、「え!???」となりましたね。

たった170万円なの!?という印象です。

なぜ?たった170万円なの?

国会議員でもある麻生財務大臣は、国会議員としての歳費(いわゆる給料)をもらえます。現在は、一律で月額129万円が支給されています。そこに期末特別手当(いわゆるボーナス)が約630万円が支給されます。年収にすると約2200万円です。

しかしながら、首相や国務大臣などは国家公務員として特別職という役職にあり特別職給与が支給される規定になっています。

ここで、え?じゃ、首相や大臣は国会議員歳費国家公務員特別職の給与と2重でもらえるのと思ってしまいますが、さすがにそんなに美味しい話はありません。

議員で特別職にある人は、その差額が特別職の給与として支給されるルールになっています。

ですので、今回の麻生財務大臣の場合は、国会議員歳費(129万円)と国家公務員特別職給与(146万円)の差額17万円・月額が特別職給与(閣僚給与)として支給されています。

したがって、麻生財務大臣が閣僚給与12ヶ月分といっているのは、この差額で支給された分のことです。金額的には、17万円✕12ヶ月で204万円ですが、税金等を引かれて今回ニュースになっている金額・約170万円ということになります。

確かに規定ルールに則って計算すれば、そういうことでしょうけどもと言いたくなりますね。

本来、自主返納するというのであれば、国会議員歳費を含めて返納するというのが筋のような気がします。

さらに、責任をとって大臣を辞職するというのが本筋ではないかと思ってしまいます。

今回の麻生財務大臣がわざわざ記者会見で、給与の自主返納をするととってつけたように発表する中身があまりにもお粗末でなんだか悲しい気持ちになってしまいますね。(T_T)

安倍さんといい麻生さん、官僚幹部、ついでに日大の幹部などあまりにも往生際が悪すぎて、残念な気持ちしかありません。

まとめ

  • 麻生財務大臣の給与は、月額約173万円で年収は、約2076万円。
  • 麻生財務大臣にとっては、給与を1年分返納したからといって、大したことではない。
  • 麻生財務大臣の自主返納額は、たった170万円だった!

今回の麻生財務大臣の責任のとり方については、ちょっと首をかしげたくなりますね。自身の監督官庁内で文書改ざんが行われていたことが、どれだけ大きな問題なのかきちんと認識されていないように感じます。

給与を1年分返納して責任とりましたというスタンスは、さらにイメージをダウンさせることになるでしょう。金額だけの問題ではないですが、その金額でさえたった170万円という粗末な中身です。

一般的な国民の認識とのズレを感じずにはいれません。

余談ですが、麻生財務大臣の給与返納のニュースから普段あまり見ることのない資料「国家公務員の給与(平成30年版)」に目を通すことになりましたが、あらためて国家公務員って給与面の待遇ではかなり恵まれているんだなあと思いました。

特にサラリーマンでは考えられないくらいの様々な手当が用意されています。年功序列でそれなりに勤めて定年退職すれば、大企業の部課長クラスの年収は保障されている上に退職金もいい。さらに年金も保障されているという老後も安心という世界ですね。

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