2月が旬のゴボウは、寒い時期に特に重要な免疫力アップに効果が期待できる成分が豊富に含まれているので、食べないのは損ですね。
コロナも気になるので、自分の身体の免疫力はできるだけあげておきたいです!
ゴボウの免疫力アップ効果を特集していた「ゲンキの時間」という番組では、料理研究家・浜内千波さんのゴボウのおすすめの食べ方も紹介してくれています。
早速見ていきましょう!
ゴボウの皮に含まれるサポニンの効果とは?
サポニンには、免疫細胞であるナチュラルキラー(NK)細胞を活性化してくれる効果があります。
ナチュラルキラー(NK)細胞とは?
ナチュラル・キラー(natural killer; NK)細胞は、文字どおり生まれつきの殺し屋で全身をパトロールしながら、がん細胞やウイルス感染細胞などを見つけ次第攻撃するリンパ球です。生まれながらに備わっているからだの防衛機構である自然免疫に重要な役割を担うと考えられています。
ナチュラルキラー(NK)細胞は、免疫力アップに超重要です!
ナチュラルキラー細胞がしっかり働いてくれないとガンや感染症にもかかりやすくなるということですね。
【新常識】ゴボウの皮はむいちゃだめ!水にさらすのもNGだった!
ゴボウの皮に含まれるサポニンを効果的に摂るためには、皮をむかずに調理するのがベストです!
マジか~!
いつも包丁の背を使って皮むいてたやん!
しかも水にさらしたほうがいいと言われるから、皮むいてスライスしたらボウルに入れて水でさらしていたけど・・・
この方法だと大事なサポニンがまったくなっていたわけです。
うーん!もったいない!
でもゴボウの皮は土もついていて気になりますよね^^;
ゴボウの皮を取りすぎずに奇麗に洗う方法とは?
番組に登場した料理研究家の浜内千波さんは、アルミ箔を丸めたもので軽くこすっていました。
たしかに丸めたアルミ箔を使うと皮が向けすぎずに奇麗に洗うことができます。
ぜひお試しあれ!
洗いゴボウのように奇麗になるし、使ったアルミ箔はそのままゴミ箱に捨てられるのでいいですね。
ゴボウの甘みはオリゴ糖だった!
ゴボウの健康成分は、サポニンの他にも食物繊維やオリゴ糖が含まれていることで腸内細菌の餌となって腸内環境が整えられ免疫力がアップする効果が期待できます。
オリゴ糖は、1日に2~10g程度とるのが良いとされています。
ゴボウには、オリゴ糖が100gあたり3.6gも含まれているので、効果的にオリゴ糖をとることができますね。
ゴボウの整腸作用とは?
ゴボウには、2種類の食物繊維(5.7g/100g)がバランスよく含まれています。
- 水溶性食物繊維 水に溶ける食物繊維 2.3g(100gあたり)
- 不溶性食物繊維 水に溶けない食物繊維 3.4g(100gあたり)
水溶性食物繊維の効果
- 便を柔らかくし、滑りを良くする効果
さらに最近の研究で水溶性食物繊維を善玉菌が分解することで生まれる短鎖脂肪酸が免疫機能を高めることが報告されています。
不溶性食物繊維の効果
- 便のかさを増やして排せつを促進する効果
ゴボウの健康効果・免疫力を最大にするおすすめの食べ方とは?浜内千波さん直伝!
ゴボウの免疫力アップ煮のレシピをまとめてみました。
材料(2~3人分)
- ゴボウ 150g
- 鶏もも肉 1/2枚
- 玉ねぎ 1/4個
- トマトソース 150g
- 水 150cc
- オリーブオイル 適量
- 塩、コショウ 適量
- 粉チーズ 適量
作り方
ゴボウの皮を取らずに洗ったゴボウを一口大に切る前に空き瓶などを使ってトントンと叩いて軽く潰しておきます。
ゴボウは、5cmほどの長さに切って、玉ねぎ、鶏肉と一緒にオリーブオイルで2分ほど炒めます。
※オリゴ糖は、熱に強いので加熱調理OK!
軽く炒めたところに水を加えてひと煮立ちさせたあとトマトソース、塩を加えて8分ほど煮込みます。
仕上げに粉チーズ、黒コショウ、イタリアンパセリなどをお好みで振りかければ完成!
まとめ
2月が旬のゴボウには、皮ごと食べることで免疫力をアップさせる成分をまるごととることができます。
ゴボウの皮に含まれるサポニンは、免疫細胞であるナチュラルキラー(NK)細胞を活性化してくれます。
ゴボウに含まれるオリゴ糖や食物繊維は、整腸作用があってオリゴ糖は腸内菌の餌になって、食物繊維は水溶性と不溶性食物繊維がバランスよく含まれていて腸内環境を整えるのに最適です。
最近の研究では、水溶性食物繊維を善玉菌が分解することで短鎖脂肪酸が生成されて免疫力をアップしてくれるという報告もあります。
ゴボウは、腸活には最適な食材のようです。
ゴボウをしっかり食べて免疫力をバクあげして、コロナや風邪にかかりにくい身体にしていきたいですね。
2月が旬の健康効果が高い食材について
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