話題の健康食材・キクイモ(菊芋)ですが、最近はかなり知られるようになってきてスーパーでもたまに見かけるようになってきています。
でもまだまだ数は少ないですねー・・・
であれば自分で栽培しみようと思ってキクイモの栽培方法をいろいろ調べてみました!
プランターや露地などどこでも育てやすい植物のようです。
具体的なキクイモの栽培方法について紹介していきます。
早速いってみましょう!
キクイモの栽培方法は簡単?プランターや露地での育て方を調査!
キクイモの栽培は、プランターでも露地でも比較的簡単に育てることができるようです。
病害虫にも強くて、一度植えておけばそれほど手がかからずに勝手に育ってくれるようですが、注意点もいくつかあります。
プランターと露地での栽培方法に分けて紹介していきます。
まずは、プランターでのキクイモ栽培です。
プランターでキクイモを栽培する方法と注意点!
キクイモは、鉢やプランターでも簡単に栽培できます!
容器の大きさは、キクイモをどれくらい栽培したいかによります。
種芋一つでいいなら、大きめの鉢(直径20cm以上で深さあるもの)を用意しましょう。
種芋を複数育てたいならおおきめのプランターを用意して植えていけばOKです。
植え付けの間隔は、30cmぐらいは確保しておくのがいいです。
用意する土は、ホームセンターなどで販売している野菜の培養土でOKです。
家庭菜園がある方は、そこの土使っても大丈夫です。
初めてキクイモを植えるという方は、まずは大きめの鉢に一つ植えてみて、キクイモの生育状況を観察して楽しんでみるといいと思います。
キクイモは条件がよければ背丈が2~3m近くまで育つ植物です。
かなり大きくなりますので、いきなり複数をプランターで一度に育てはじめるとビックリ!なんてことにもなりかねません。
まずは小さくはじめて翌年どうするか考えるというアプローチがおすすめです。
翌年の種芋も1年目で収穫できるので、節約にもなりますよ(^^)
キクイモの植え付け時期は?
植え付け時期は、次のとおりです。
- 暖地~中間地 2月下旬~4月中旬
- 寒冷地 4月中旬~6月上旬頃
キクイモの植え付けのポイント!
種芋は、丸のまま深植えせずに覆土は5cm程度でOKです。
土をかぶせたら手で軽く上から押さえて、ふかふかの土を密着させておきましょう。
最後に水を鉢底からしみ出る程度あげておけばOKです。
発芽してきたら元気のいい芽だけを2,3芽残して間引きます。
あとは水やり管理だけで大丈夫です。
夏ぐらいには、きれいな黄色の花がみれますよ(^^)

キクイモの花
キクイモの名前の由来になっている菊に似た花ということですけど、どちらかというとコスモスやひまわりにもにてますね!
キクイモの水やりの方法は?
キクイモは、乾燥に強いので水をあげすぎるのはよくありません。
はじめに水をたっぷりあげたらかなり乾きぎみになったときにあげる程度でOKです!
キクイモに追肥は必要?
鉢やプランターに植え付けた場合、野菜の培養土をそのまま使用した時は追肥は不要です。
無肥料でも十分に育ってくれます。
露地でキクイモを栽培する方法と注意点!
キクイモの露地栽培の注意点としては、大きく3点ぐらいです。
植え方や水管理、肥料についてはプランターの場合と同じです。
キクイモ露地栽培は、以下の注意点だけクリアすればほとんど手がかからずにいけそうです。
注意点①
キクイモは背丈が高くなるので、家庭菜園に植えるには場所をよく考えて植えないと、他の植物が日陰がなってしまいます。
おすすめは、菜園でも北側に植えて他の野菜達が日照不足ならないように注意しましょう。
注意点②
露地栽培の場合は、植える場所の土壌酸性度にはすこし注意が必要です。
キクイモは、酸性土壌を嫌うので酸性に傾きやすい日本の土壌では、場所によっては石灰分の散布が必要かもしれません。
とはいっても家庭菜園であればそれほど気にすることなく、前年に野菜が育っている場所なら問題なく育ちます。
土壌の酸性度が気になる場合は、ホームセンターや通販でpH計(ペーハー)が販売されているので、買って測ってみるのもいいでしょう。
注意点③
キクイモは非常に強い植物なので、残さずに収穫するようにしましょう。土の中にイモが残っていると翌年そこから芽が出てきます。
そのまま管理しないとどんどん株が成長していきます。
ある程度勝手に増えていい場所に植えるなら問題ありませんが、狭い家庭菜園では注意が必要です。
ちなみに、環境省から要注意外来生物に指定されているので、手があまりかからない分どんどん増えていかないように責任を持って栽培しなくてはいけませんね。
キクイモの収穫から保存方法とは?
キクイモの収穫は、早いところだと10月中旬からOKですが、収穫のサインは株から水分がなくなって茶色になってきてからです。
家庭菜園の場合は、一度に収穫するのではなく食べる分だけ収穫していくスタイルがおすすめです。
キクイモは掘り出してしまうと痛みが早いのでできるだけ土の中で保存しておくのがベストです。
露地でたくさん植えた場合などは、春先まで収穫が楽しめます。
寒冷地で土が凍ってしまうところは、土の中での保存が難しいの注意してください。
まとめ
キクイモは、家庭菜園初心者には育てやすい植物ですね。
鉢やプランター、露地でもどちらでもいいですが、菜園があるなら露地がおすすめかなあ~
病害虫にも強いし、水管理もそれほど必要ないというとても強い植物です。
注意点は、いくつかありますがすこし意識してあげると問題ないです。
今年から少しずつ植えて観察してみたいと思っています。
また栽培の記録などレポートしていきたいですね~(^^)
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