やけ弁4話のネタバレ、感想!校則ってなに?

やけ弁4話が放送されました。今回もなかなかやっかいなテーマで「不登校問題」と「校則」でしたね。

前回3話は、教師の過重労働問題でした。

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今回もスルールロイヤー・田口先生と三浦教務主任の対照的な対応がわかりやすかったです。

では、早速やけ弁4話のネタバレ、感想をいってみましょう。

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不登校と校則問題とは?

今の教育現場では、不登校も校則問題もかなり頭の痛い問題かと思います。特に不登校については、不登校になる原因が不登校生徒ごとにいろいろありすぎて、個別対応していかざるを得ない状況かと想像します。

今回のドラマ設定では、不登校になってしまった原因が画一的な校則にあるというものでした。

不登校生徒は、もともと地毛が茶色にもかかわらず、校則では黒髪ということなっているために学校側は、本人の茶髪を認めずに黒髪にすることを強要したことで不登校になってしまいました。

この問題は、校則が個人の人権を侵害しているという視点と義務教育なので教育を受ける権利の侵害という視点から、スクールロイヤー田口先生の登場となります。

当初は、ブラック校則などすぐに改めるべきと主張していた田口先生でしたが、三浦先生から学校のルールはそう簡単に特例を認められるものではないと反論され、それも一理あると判断に迷います。

三浦先生は教師という立場から、生徒が校則で不登校になっていることに何とかしたいという思いから、結局は田口先生と校則について生徒に意見を聞く行動にでます。

当然、生徒から校則への疑問、不満が噴出。他の先生たちも対応に苦慮しますが、先生達のなかからもこの校則はおかしいなあと理解を示す機運も出てきます。

そうなんですよね。校則は、生徒が落ち着いて学校生活を送らせるためのルールというのが基本で、どちらかという学校・教師が多くの生徒をなるべく問題を起こさせることなく管理・指導していくためのものというのが垣間みれます。

校則は、学校の立場から作られたものですから生徒の立場からは不都合があって当然といえば当然ですね。

そこの不一致、齟齬をできるだけ学校、生徒の間で埋めていく努力をすることが本来の教育のあるべき姿ではないかと思ったりします。学校からの一方的な校則の押し付けは、反発を招くだけでしょう。

その意味では、今回の生徒に聞くという田口先生や三浦先生の対応は、理想的な対応だったと思います。

ただ、この動きが不登校の生徒には学校に行かなければならないという逆プレッシャーとなりさらに引きこもってしまうのですが、学校全体の話と生徒個人の問題という次元が違う話なので、展開としては不登校生徒が自分の意思で学校に行くのか行かないのか決めるという話になっています。

自ら学校に行かないという選択「積極的不登校」もあるということに、昔の教育世代からすれば驚きました。今は、そんないい言葉あるのかと。

学校にいかなくてもいい選択もできるというを知るだけでも、不登校で悩んでいる親御さんや当事者にはずいぶんと救いになるのだろうと思います。

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5話の予告、見どころ

放送もあと残すところ2回となってきました。内容がいいだけに6回で終わるのはもったいないですね。

5話の予告動画です。

さらにヘビーな問題に突入ですね。生徒の命に関わる問題ですからどのような展開を見せるのか非常に気になります。

将来・未来がある生徒がいじめから自殺に至るケースは、ニュースでも必ずありますね。その傾向としては、特に長期休み開けのタイミングが多いそうです。

インターネットやSNSが発達してきたことで、従来にないような陰湿ないじめも出てきていて、5話で取りあげられるSNSを利用したいじめもその一つですね。

注目美少女・森七菜さん登場!

そのいじめられっ子役に森七菜さんが登場しています。

昨年、ドラマ「先に生まれただけの僕」にも生徒として登場していました。注目の美少女です。

森七菜さんは、まだ16歳(生まれ: 2001年8月31日)です。2016年に地元の大分県のレストランで家族と食事中にスカウトされたそうです。そんな場所でスカウトってあるんですね。

すでに映画「心が叫びたがってるんだ。」2017年、ドラマ「先に生まれただけの僕」にも出演しています。

今まで演技経験がないなかで、デビューして半年でオーディションに受かりまくり、「オーディションにめっぽう強い15歳」としてニュースにもなっています。

これから注目の女優さんです。

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最新(H29年度)の小中高生の自殺実態

実際にどれくらいの自殺者数があるのか気になったので調べてみました。

最新のまとまった統計データは、H30年3月に公表された厚生労働省自殺対策推進室・警察庁生活安全局生活安全企画課がまとめた「H29年中における自殺の状況」という資料から抜粋しています。

H29 総数  小学生  中学生  高校生  教員
21,321  11  108  238  103
構成(%) 100  0.05  0.51  1.12  0.48
14,826  6  69  166  78
6,495 5  39  72  25

日本全体の自殺者数も2万人とかなりの数ですが、生徒の自殺者数も小学生~高校生で見ると年間300人以上とかなり数にのぼります。

気になって教員も見てみると103人とあまり教員の自殺についてはニュースで見る印象がないのですが、多いなあという印象です。

今回のドラマのように幸いにも自殺未遂に終わった例も入れるとさらに増えるのでしょう。

※未遂例についての具体的な統計データはネット上では見つけられませんでした。

また、このデータからは、中学から自殺者数が一気に増えるということと男女で差が顕著になるということがわかります。

中学から数が増えるのは、子供の成長で思春期をむかえてより精神状態が不安定になりやすい

からでしょうか。

男性のほうが自殺に向かいやすいというのは、生物学的な性差のような気がしますね。

また、年間300人前後のという数字は、他の統計データをみてもここ10年以上あまり変化がありません。

引用:子供の自殺等の実態分析 – 文部科学省

このグラフを見ると2001年から2013年までほぼ横ばいの数値となっています。先程の2017年の報告でもその数はほとんど変わっていませんので、16年間あまり変わらずに300人前後の生徒が自殺しているということになりますね。

これは、どういうことなんでしょうね。いろいろ政府としては、実態把握と対策を講じているにもかかわらず減少していない。でも増加もしていない状況。ちょっと不思議なデータです。

あるいは、対策をしてきているので増加に歯止めがかかっているということも考えられますね。でも削減効果はないとなると根本原因への対策が打てていないと見るべきかもしれません。

この問題には、さらに長期スパンでのデータ分析が必要になるように思います。日本の教育制度、社会制度そのものに一定数の生徒の自殺をもたらす要因があるように思われます。

これらの疑問については、専門家の人達がさらに議論していると思われますので別の機会に深掘りをしてみたいと思います。m(_ _)m

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まとめ・4話のネタバレ、感想

4話は、不登校と校則の問題がテーマでしたが、そう簡単に答えがでる問題でもないですね。

実際の教育現場では、複雑に絡み合う次元の違う問題に教師が個別に対応しているのが実態でしょう。

しかも対応は、教師個人の力量に委ねられている感じがしています。学校全体、教育全体として問題解決に取り組む構造になっていないようにも思います。

それは、公立学校の教員が数年で学校を異動することになっている構造的な問題にも一因があるように思います。

しっかりと組織として問題、課題に取り組む体制を作っていかないと現場の問題解決には、つながらないのではないかとドラマをみて思います。

残り2話でやけ弁が終わってしまうと思うと、もったいなあという気持ちになります。

学校現場の問題をもっと浮き彫りにするようなものを発信していってほしいと思っています。

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