新型コロナウイルスの現状のまとめ!今後はどうなる?【最新情報2021年2月】

新型コロナウイルスの発症が日本で確認されてからすでに1年が経とうとしています。

この1年間で新型コロナウイルスについてわかってきたことや対策について、厚生労働省の資料をベースに現状をまとめてみました。

また、今後どうなっていくのか?

さらに、ワクチンの接種時期はいつ頃になりそうか?安全性や効果はどうなのかなど気になる話題についても見ていきたいと思います。

早速いってみましょう!

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新型コロナウイルスの現状のまとめ!【厚生労働省発表資料ベース】

新型コロナウイルスについて、この1年間でわかってきたことをまとめてみました。

現在(2021年1月29日時点)までの新型コロナウイルス感染症の患者数は?

日本の新型コロナウイルス感染症の累計患者数は、379,516人です。

日本の全人口の約0.3%にあたります。

ただしこの患者数は、医療機関を受診して新型コロナ感染症と診断された数値です。

感染していても無症状のために病院に行っていない人などもいるため、実際の感染者数はもっと多いと考えられます。

新型コロナウイルスで重症化する人や死亡する人はどれくらいいるのか?

ニュースでもよく言われている通り、高齢者や基礎疾患がある人の重症化率や死亡率は高い傾向にあります。

逆に若者は、低い傾向です。

特に顕著な差が出ているのは、年齢による割合の違いです。

重症化する人の割合は、50歳代以下で0.3%ですが60歳代以上で8.5%に跳ね上がります。

引用:https://www.mhlw.go.jp/content/000731162.pdf

死亡する人の割合は、さらに顕著な差が見られます。

50歳代以下で0.06%ですが、60歳代以上で5.7%という割合です。

引用:https://www.mhlw.go.jp/content/000731162.pdf

これらの数値からは、健康な働く世代であれば重症化して死亡することはほとんどないと言えるでしょう。

ただ60歳を超えてくると重症化して死亡するリスクが高まりますので、自分自身や家族、身の回りの60歳以上の人と接触する機会がある場合は、特に注意が必要だと言えます。

新型コロナウイルスで重症化しやすい人はどんな人か?

重症化しやすい人は、高齢者と基礎疾患のある人です。

年齢で言えば、歳をとるほどに重症化のリスクは高まる傾向があります。

年齢で見たときに大きさが差があるのは、30代と40代です。

40代以降の人は、特に注意が必要と言えます。

どんな基礎疾患がリスクが高いのか?

  • 慢性閉塞性肺疾患(COPD)※慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれてきた病気の総称
  • 慢性腎臓病
  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 心血管疾患 ※心筋梗塞や狭心症などの総称
  • 肥満

上記以外の妊婦や喫煙歴なども重症化リスクが高い可能性もあるため注意が必要です。

新型コロナウイルスに感染した人が他の人にうつしてしまう可能性がある期間はどれくらいか?

現状の認識では、発症の2日前から発症後7~10日間程度とされています。

ウイルスに感染してから体内で爆発的に増える発症の直前・直後がウイルスの排出量が一番高くなると考えられています。

このことからも自分の体調に何らかの異変を少しでも感じた場合は、不要・不急の外出を控えたり、身近な人との接触はできるだけ避けて自分の体調にいつも以上に敏感になりながら感染防止(マスク着用やソーシャルディスタンスの確保など)に努める必要があります。

もし、体調に異常が生じた場合はすみやかにかかりつけ医や最寄りの保健所に連絡して指示をもらうようにしましょう。

新型コロナウイルス感染を拡大させないために控えるべき行動とは?

現在までの感染事例から具体的に感染拡大防止のためにどのような行動を控えるべきなのかが明らかになってきています。

新型コロナウイルスは、主に飛沫感染や接触感染によって感染が拡大するため3密(密閉、密集、密接)の環境は感染リスクが高まります

3密とはどんな場面なのか?

  • 飲食をともなう会食、懇親会など
  • マスクなしでの会話(会議、商談、カラオケ、談笑など)
  • 狭い空間での共同生活(寮、シェアハウス、合宿所、老人ホームなど)
  • 居場所の切り替わり場面(休憩時間の休憩室、喫煙所、更衣室、共同トイレなど)

新型コロナウイルス感染症を診断するためのPCR検査とはどんな検査方法なのか?

現時点のPCR検査の方法の大きく3つあります。

  • 鼻咽頭ぬぐい液採取 鼻から細長い綿棒を挿入して鼻咽頭を数回こする
    • 鼻の奥の方まで綿棒がはいるので痛みがある、医療従事者が採取
  • 鼻腔ぬぐい液採取 鼻から綿棒を2cm程度挿入して5回転させ、5秒ほど静置
    • 違和感程度で痛みはほとんどない。自己採取も可能)
  • 唾液採取 専用の容器に唾液を適量いれるだけ

これらの3つの検体採取方法は、発症してからの期間や症状の有る無しでもどの方法が適用できるのか違いがあります。

  • 発症から9日目以内 鼻咽頭、鼻腔、唾液 どの方法でも有効
  • 発症から10日目以降 唾液のみNG
  • 無症状者 鼻腔はNG

新型コロナウイルス感染症の治療方法は?

  • ① 軽症の場合は、経過観察のみで熱が高い場合は解熱薬などの対症療法になります。
  • ② 呼吸不全を伴う場合は、即時入院で酸素投与やステロイド薬、抗ウイルス薬(レムデシビル)の投与が行われます。
  • ③ ②が改善しない場合は、人工呼吸器などによる集中治療が行われます。

現状では、治療法が確立されてきたこともあって死亡する割合は低くなってきています。

感染が疑われる症状がでたらどうしたらいいのか?

味覚異常や倦怠感、発熱、咳などの症状が出たら、まずは身近な医療機関(かかりつけ医や保健所)に電話で相談しましょう。

高齢者や基礎疾患がある場合は症状が急速に進行する事例があることから速やかな対応が必要です。

新型コロナウイルスのワクチンの接種はいつからできるのか?

現在、ファイザー社のワクチンについて国内での承認がおりて、2月下旬から医療従事者への接種が開始される予定です。

その後は、高齢者や基礎疾患の有る人への接種が優先される予定です。

高齢者への接種は早くても4月以降になる見込みです。

一般希望者への接種は、さらに遅くなります。

ワクチンの有効性や安全性はどうなのか?

ファイザー社のワクチンの有効性は、70%ぐらいと言われています。

ただし接種事例が増えてくれば有効性の数値も変わってくる可能性があるのであくまで目安程度と考えておくのがいいでしょう。

ワクチンの安全性については、一般的に副反応による健康被害が極めて稀に発生することがあります。

海外の接種事例は、稀に急性アレルギー反応(アナフィラキシー)が発生したことが報告されています。

他には、接種部位の痛み・腫れや頭痛、倦怠感、筋肉痛などの症状が出ていることが報告されています。

新型コロナウイルスの今後はどうなる?

新型コロナウイルスの登場で世界中が大きな変化を余儀なくされています。

人類は、歴史上感染の大流行(パンデミック)を何度も経験しています。

近年では、SARS、O-157、スペイン風邪などです。

さらに歴史を遡るとコレラやペストなどが有名ですね。

パンデミックが起こるたびに大きな社会変化が起き、感染症への対策も進化してきました。

現在の新型コロナウイルスの世界的なパンデミックは、かつてない世界規模での変化をもらたらしています。

われわれはまさにその渦中にいるためにどんな変化に巻き込まれているのか気づき難くなっていると思われます。

そこで新型コロナウイルスの登場から1年でどのような社会変化を余儀なくされているのかを認識しつつ、今後の変化の方向性を考えてみましょう。

感染拡大を防止するための行動変化がもたらす社会変化とは?

感染拡大防止のために政府が主導する「新しい生活様式」という規範がこの1年でかなり定着してきています。

具体的には、

  • ソーシャルディスタンスの確保(人と人の距離は2m、最低1mはあける)
  • 屋内、屋外を問わず人との会話は、マスク着用、対面はできるだけさける
  • まめな手洗い、手指消毒
  • 咳エチケット
  • 室内のまめな換気
  • 3密の回避(密集、密接、密閉)
  • 体温測定、健康チェック
  • 発熱、風邪の症状がある場合は外出を控えて自主隔離

これらの行動変化の結果として、以下の社会的な変化が進行しています。

働き方の変化 → テレワークの浸透(リモート会議、リモート授業、リモート飲み会など)

おうち時間・巣ごもりの増加 → 副業の促進、ネット通販、デリバリーの増加

住環境の変化 → テレワークやお家時間の増加で住まい方の変化が進行中、都市部からの転出が増加

健康への意識の変化 → オンラインヨガ、フィットネス、筋トレ、腸活、免疫力アップ、感染予防意識の向上

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために衣食住すべての分野で一気に変化が押し寄せてきています。

いまだかつて経験したことがない社会変化が起こっています。

新型コロナウイルス感染症の脅威は、たとえワクチンが開発されたとしてもしばらくは続くと予想されるため自分や身近な人を守るために感染しない、させないための行動をしつつ社会生活も維持できるように適応していくしかありません。

まとめ

新型コロナウイルス感染症の発生から約1年がたち、国内での新型コロナウイルスのリスクがかなりはっきりしてきている印象です。

新型コロナウイルス感染症に対して、どういう人が感染しやすく重症化しやすいのかがはっきりしてきています。

また、新型コロナウイルス感染症への治療法もほぼ確立されていて、感染しても死亡する割合は減少しています。

ワクチンの開発も今まではありえないようなスピードで進行していて、2021年度の早い段階でワクチンの有効性についてははっきりしてくるでしょう。

さらに良いワクチンが登場してくることは間違いないです。

新型コロナウイルスについて何もわからなかった1年前の状況から考えると現在はかなり明る見通しが持てるようになっています。

感染しない、させないためにどう行動すればよいのかもわかってきているので、将来の社会変化を見据えて自分の行動を変化させていけばよいのだと思います。

新型コロナウイルスは、期せずして人々に今後の人生をどう生きていくのか、生きたいのかを考えるきっかけを与えてくれています。

※この記事をまとめるにあたっては、厚生労働省のホームページに公開されている資料を参照しています。

さらに詳しい新型コロナウイルス感染症関連の情報を見たい場合は、以下の厚生労働省のホームページにアクセスしてください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/index.html

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