NHKの「ためしてガッテン」で夜のおしっこの悩み・夜間頻尿について、最新の対策方法が紹介されていました。
夜に何回もおしっこで起きてしまい疲れがとれない、熟睡できずに昼間に眠気が襲ってくるななどで悩んでいる人が多くいますね。
高齢になればなるほど夜のおしっこの回数が多くなるようです。
そんな夜間頻尿の対策に効果があることが最近の研究でわかってきました。
番組では、夜間頻尿対策について詳しく解説していましたので、まとめみました。
早速いってみましょう!
弾性ストッキングで解消!夜間頻尿はふくらはぎ対策で効果あり!【ためしてガッテン】
「ためしてガッテン」で紹介された夜のおしっこの対策は、3つです。
- 弾性ストッキング
- 足上げ
- 減塩
最近の研究で第2の心臓と呼ばれる「ふくらはぎ」に昼間水分がたまり、夜寝ている間に水分が血管に戻り、夜間頻尿になるという仕組みが明らかになってきました。
足がむくみやすい人は、夜間頻尿にもなりやすいようです。
そこで夜間頻尿には、まずはふくらはぎ対策ということで上の3つが効果的です。
対策① 弾性ストッキングとは?
むくみや血栓予防の対策などで開発されていた通常の靴下よりも締め付ける圧力が強い靴下です。
足の外側から圧力をかけてふくらはぎに水をたまりにくくする効果が期待できます。
インターネットで「弾性ストッキング」と検索するとスポーツ用から医療用までいろいろなタイプの弾性ストッキングが通販で手に入ります。
いろんなタイプがありますが、おすすめはハイソックスタイプです。
ふくらはぎをしっかりカバーして、はきやすいのがポイントです。
弾性ストッキングの使い方と注意点
夜間頻尿対策で弾性ストッキングを用いる場合は、朝起きてから夕方ぐらいまでつけておくことがおすすめです。
実際の生活では、お風呂入るタイミングで脱いでしまうのでそれほど厳密ではなくてもいいでしょう。
無理のない範囲で続けてみましょう。
はじめて弾性ストッキングを使う人は、いつもの靴下よりもキツく感じられるのでサイズ選びは慎重にしましょう。
すこし大きめのサイズから試してみるのもいいでしょう。
※注意
糖尿病や心臓に疾患がある場合は、かかりつけ医の先生に相談してから弾性ストッキングを用いるようにしてください。
対策② 足上げ
足上げ対策は、ふくらはぎの下に高さ10~15cmぐらいの柔らかいもの(バスタオルを巻いたものなど)を置いて30分ほど寝転がるだけです。
足上げをおこなうタイミングは、昼から夕方までの間におこなうにしましょう。
注意点は、気持ちよくなってそのまま寝てしまわないようにです。
寝てしまうと夜の寝付きが悪くなってしまい逆効果です。
対策③ 減塩
減塩は夜間頻尿だけでなく体全体の健康のためにも塩分のとり過ぎは、良くないですよね。
夜の晩酌のおつまみにも注意が必要です。
ついつい塩分の濃いものを食べたくなりますからねー。
まとめ
- 夜間頻尿の原因は、昼間ふくらはぎに溜まった水分が夜寝ている間に血管に戻ることで起こることが判明。
- 夜間頻尿の対策には、まずはふくらはぎに水分がたまりにくくすることが重要。
- ふくらはぎ対策には、弾性ストッキングの昼間の着用や午後の足上げ30分が効果的。
- 食事は、塩分のとり過ぎに注意!
弾性ストッキングや足上げの効果は、1ヶ月ぐらい続けてみないと効果が実感できないのでこれらの対策をやってみても夜のおしっこのの回数が減らないようなら専門医に相談することが重要です。
他に夜間頻尿の原因があるかもしれません。
今回の「ためしてガッテン」の内容は、自分もそうですが両親にも共有してあげたいためになる内容でした。
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