最近、温暖化による環境変動や世界や日本が地殻変動の活動期に入ってきているのではないかと思えるほど洪水、地震などの災害が多いし、規模も大きいですよね。
たんだんと不安が増していますが、集中豪雨や地震などいつ起こるかは予測不能です。実際に起こったときに慌てないように日頃の備えが必要だと思うようになってきました。
家族とも実際に地震が起きたときにどうするか、考えられる範囲で想定して備えをしようと家族会議をおこない、できることから準備することにしました。
そこでまず出てきたアイデアが、各自のスマホに共通アプリを入れて安否確認ができるようにしておこうというものでした。
そこで、どのアプリがいいのか検討したところ無料の「goo防災アプリ」がいいのではないかということで、早速インストールしてアプリの使い勝手を確かめてみました。
今回、紹介するのはこの「goo防災アプリ」のオススメ使い方です。家族の安否確認にはとても使いやすいのではないかということと、便利な機能がいろいろあるので実際の災害時には使えるのではないか思うものを紹介します。
goo防災アプリのオススメ使い方!
オススメの機能は、安否確認です。
安否確認には、メール配信と災害伝言掲示板へ送信が使えます。
このアプリ内に「家族連絡」機能があります。事前にメールアドレスを10件登録できます。
アプリをインストールすると設定画面がでてきます。そこで自分の情報を登録しておきます。
自分の個人情報を登録していきます。登録が完了したらTOP画面にもどります。
アプリのTOP画面です。
この中の「家族へ連絡」をクリックして、家族や安否を知らせたい人のメールアドレスを登録します。そうすることで災害時にスムーズに連絡ができます。
送信するメールタイトルも事前に入力ができます。今回は、「安否確認」と入力しています。
続いて集合場所の情報共有です。ボタンで候補地を選びます。
伝言内容も事前に入力できます。今回は、「無事です」と入力しています。
家族などの配信先のメールアドレスも事前に入力しておけば、慌てなくていいですね。
メールアドレスは、10件まで登録できます。10件もあれば十分ですね。
これで登録完了です。
安否登録・検索も簡単!
アプリ内に「J-anpi」という災害などの安否登録ができるシステムへの登録が簡単です。
この登録をしておけば、メールや電話などの連絡手段が使えないときにも家族の安否確認ができるのでとても心強い機能です。
家族間で登録をしておきましょう。
J-anpiシステムは、災害時にはだれでも安否情報を検索することが可能です。
ツイッターアカウント持っていれば、連携させておくとツイッターにも伝言を投稿できます。
大きな災害時には、携帯通話やメールがダウンすることが考えられるので、そんな中でも家族と安否確認ができれば心強いです。
災害時のこういうシステムの活用は、家族で共有していざという時に使えるようにしておくことが大事ですね。
goo防災アプリの便利機能!これは使えるかも!?
goo防災アプリは、このアプリを入れておけば災害時の必要情報(最新ニュース、天気、気象、防災マップなど)はほぼ手に入ると言ってもいいぐらいです。防災アプリの決定版といえるかもしれません。
いくつかある便利機能のなかでも家族で行える避難訓練機能がとても良かったので紹介します。
TOP画面のメニューから「防災マップ」をクリックすると地図画面になります。
右下のポタンでピン+虫眼鏡をクリックすると防災に関連する周辺施設がマッピングされます。
例えば、最近あまり見かけなくなった公衆電話、避難所、交番などです。
公衆電話は、災害時には優先的につながるので、携帯通信がダウンしている場合の有効な連絡手段になります。
ただし、災害時は多くの人が列をなしている場合も想定されるので、近くの他の公衆電話の場所を教えてくれる機能は助かりますね。
さらに、地図上で避難所の場所も確認できるのは重要です。
自宅周辺、子供達の通学路周辺、職場周辺、出張先や旅行先での土地勘のない所など避難所がパットわかるのはとても安心感があります。
日頃の備えとしては、せめて自宅、通学路、職場周辺の避難所の確認はしておくべきでしょう。
このアプリが秀逸なのは、地図上の避難所をタップすると現在地から避難所までのルートを表示してくれます。
さらに避難所までのルートを使って避難訓練が行えます。
スマホで確認しながら避難所までのルートを実際に家族で歩いてみるは重要な訓練だと思います。
スマホの地図だけではわからないポイントが発見できると思います。
あとオススメの機能とすると地図のダウンロードができえるところです。土地勘があるところは、問題ありませあんが、出張先や旅行先で滞在地周辺の防災地図をあらかじめスマホにダウンロードしておくことをオススメします。
見知らぬ土地で災害に直面すれば、どこに避難すればいいのかわかりませんん、スマホの通信もダウンしてしまったら、ネット地図もみれません。
そんな時のために地図をダウンロードしておけば、道に迷うこともなく避難所などへ移動がスムーズです。
周辺約3kmの地図がダウンロードできます。
まとめ
- goo防災アプリは、安否確認をメールやJ-anpiのシステムに登録することで家族と共有できる
- goo防災アプリの防災マップの使い方は、避難所の事前確認や家族の防災訓練などに使える
goo防災アプリは、無料ですがとてもよくできていると思います。使い方を工夫すれば、家族の防災意識の向上にも使えることがわかりました。
個人的には、幸いにもまだ大きな災害に直面していないので実際に災害が起こったときに、きちんと行動ができるのか、家族を守ることができるのか自信がありませんが、できるだけの備えはしておいたほうがいいですね。
防災、災害への備えは家族とも共有して、家族が離れている時でも自分の命を守れる行動ができるようにしておきたいと思います。
最近の千葉沖地震や大阪北部地震のニュースをみて、防災、備えの重要性を再認識させられました。
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