2025年の大阪万博の開催が決定しましたね。ロシアの開催地エカテリンブルクと競り合ったようですが、無事に大阪に決まり何よりです。
2020年の東京オリンピックの5年後に大阪で世界的なイベントが開催されるので、大阪としては盛り上げて、地元経済に貢献したいところでしょう。
大阪万博の開催がいつからなのか?その経済効果は?開催場所に予定されている夢洲についてその所有者や場所について調べてみました。
早速行ってみましょう!
大阪万博(2025)はいつから?
大阪万博の開催期間は、2025年5月3日(土)〜11月3日(月) 185日間(半年間)です。
今(2018年)から約6年後ですね。これから会場整備などをおこなうことを考えれば、それほど余裕がある準備期間ではないでしょう。
大阪万博(2025)の経済効果は?
大阪万博(2025)の経済効果は、約2兆円と試算されています。
大阪万博(2025)の開催場所・夢洲の土地所有者はだれ?
大阪万博の開催地は、夢洲という人工島です。場所は、USJのある南港からさらに沖合いのところです。
この夢洲は、実は大阪府と大阪市の負の遺産です。1980年代に新都心として開発がスタートしたものの、バブル崩壊で頓挫。2008年の五輪誘致にも失敗。
現在は、広大な空き地があって、ほとんど未活用のままです。
夢洲の西側には、大阪市が運営する10MWの大規模太陽光発電所があり、東側には、高規格(水深16m)のコンテナ埠頭が整備されていて、物流センターとして機能しています。中央部は未開発で、南側は埋め立てが未完のままで放置されています。
ただ上のマップの赤線枠内は、商業・物流ゾーンとして大阪市から2区画が売り出された時があって、その時に物流会社の2社(山九、上組)が落札しています。
区画1の面積は、4万2936m2で山九(さんきゅう)が26億9300万円で落札。
区画2の面積は、4万541m2で上組(かみぐみ)が24億4500万円で落札。
平米単価は、約6万円/m2ですね。坪単価でいうと約20万円/坪です。庶民感覚だと埋め立て処分場がこの金額というのはちょっと高いのかもと思ってしまいますね。
でもまあ、大阪市にとってはできるだけ高く買ってもらって、市民の税負担を軽くしたいというのはありますから、妥当な金額なのかもしれません。
それにカジノや万博がくれば夢洲の価値は現在の何倍にもなる可能性があるので、この土地を買った山九や上組はお買い得だったのかもしれません。素人考えですが・・・^^;
しかし、ここ最近の動きで2024年には、カジノを含む統合型IRリーゾト施設の建設が計画されたり、今回の万博開催が決定したことで、ようやく夢洲が名実ともにドリームアイランドになる日もそう遠くないと思えるようになってきました。
大阪万博が決定したことでIRリゾートと万博施設が一体的に開発されることになっていくでしょうから、2024、2025年に向けて一気に開発が進みそうです。
大阪万博の開催場所は、現在埋め立てが進んでいない場所が予定地とされています。
各種展示施設の詳細は、これから具体的な設計にはいるでしょうから、上のイラストはイメージです。場所だけが確定しているだけです。北側にはカジノを含むリゾート施設などの商業施設が建設されるのでものすごく賑やかな島になりそうです。
海外からのお客さんもかなりの数がこの夢洲に来ることになりそうですから、一気に国際的な雰囲気になりそうですね。
江戸時代でいうと長崎に唯一海外との交易が認められていた出島のような雰囲気かも。これは、大阪がアジアの国際的な港湾都市(香港やマカオなど)の仲間入りをするきっかけになるかもしれません。
これは、大阪経済の起爆剤としてはすごい期待が膨らむことですね。ただ一時的なカンフル剤にならないように、今後の計画ではイベント後に負の遺産とならないように持続可能な開発方針でやってもらいたいと願うばかりです。
まとめ
- 大阪万博(2025)はいつから開催かというと、2025年5月3日(土)〜11月3日(月) 185日間(半年間)。
- 大阪万博(2025)の経済効果は、約2兆円と試算。
- 大阪万博(2025)の開催場所は、夢洲。
- 夢洲の所有者は、大阪市、一部を民間企業に売却済み。一部(各約4万m2)を山九、上組が所有。
今回の大阪万博2025の開催決定で、今後大阪がますます活気づいていきそうです。平成の次の時代は大阪に光がきそうです。
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