2018年12月13日(木)に任侠山口組の年末会合(事始め)が長野県の上田市で開かれて、地元は厳戒態勢で騒然となりました。
ニュースでは、任侠山口組の年末会合が開かれた事務所の場所などは詳しくわからなかったのでどこで開かれたのか調べてみました。
早速行ってみましょう!
任侠山口組の上田市の事務所はどこ?
ニュースに出ていた事務所の外観はこんな感じです。
鉄筋コンクリート造の4階建ての立派な建物です。建物の周りには、それほど高い建物がないので高さが目立ちますね。
道路を通行止めにしてバリケードまでして、警察官た大勢警戒にあたっていました。物々しい警備です。
周辺住民の方は、いきなりの騒動に不安になっていましたね。近くの小学校も通学路を変更して、保護者同伴で通学するという事態になっていました。
長野県の上田にそんな大物の山口組の幹部の事務所があったとことに驚きです。その事務所は、信州会館と看板がかかっているのがニュース映像から読み取れました。
グーグル・マップで検索してみると出てきましたね。
場所としては、上田市の中心街ですね。
上田城や上田駅にも近いところです。以前は、この事務所に銃弾が撃ち込まれる事件も発生しています。怖いですね(・_・;)
この事務所は、石澤組(いしざわぐみ)という任侠山口組の二次団体が本部としているようです。
なぜ、上田で年末の大事な会合が開かれたのか?
任侠山口組の本部事務所は、もともと兵庫県尼崎にあったのですが神戸地裁から事務所の使用制限がかけられており、使えなくなっています。
そこで今回、任侠山口組傘下の石澤組の事務所が使用されたよです。全国から組長や幹部が訪れて来年の組の方針を決めていたようです。
年末の大事な会合ですから、任侠山口組の中でもそれなりの立場の石澤組が抜擢されて、その事務所が使われたと思われます。
石澤組は、任侠山口組の中では舎弟と呼ばれる役職で、親分とは兄弟盃を交わした関係です。組織の中では主に管理業務をおこなっているようです。
任侠山口組の本部事務所が使えなくなっている中で今後も石澤組の事務所がいろいろな会合に使われる可能性が高いかもしれません。
長野県警もこの上田の事務所には、今後も警戒をしていくのではないでしょうか。
周辺住民にとっては、任侠山口組の重要な拠点になってしまうのではないかと気がきではないですね。
会合当日は、幸いにもトラブルはなく午後2時ごろにはいつもの街に戻っていたようです。
任侠山口組って山口組とどう違うの?
国内最大の指定暴力団山口組は、2015年に直参と呼ばれる13団体が山口組総本部に離脱届けを提出し神戸山口組に分裂。その神戸山口組から2017年に任侠山口組が分裂した経緯があります。
当然それぞれが対立しているので、仲が良いわけではありません。派閥抗争のような様相なのでしょう。
任侠山口組の構成員は、約460人だそうです。6代目山口組は、4700人、神戸山口組は2100人の規模です。
暴力団って意外に結構いるんだという印象ですね。
まとめ
- 任侠山口組の上田市の事務所は、上田市中央4丁目という上田市の中心街にある信州会館という建物だった。
日本に昔からいる団体ですから時代とともに形を変えながら、裏社会を牛耳っているので政府や警察としても組織を壊滅させることはせずにうまく裏社会の秩序を保たせる勢力としてバランスをとっているようです。簡単に言えば、必要悪という存在なのでしょう。
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