2019年も間もなくやってきますね。帰省しておじいちゃん、おばあちゃんの家で過ごす人も多いと思います。その時に気になるのが兄弟姉妹の子供達にあげるお年玉の金額をいくらにするかとうことです。
そこで2017年にバンダイさんから発表された小中学生のお年玉の相場をアンケート調査した結果がありますので詳しくみていきたいと思います。
お年玉2019の相場の参考にしていただければと思います。
早速見ていきましょう!
お年玉2019の相場【小・中学生】はいくら?
2017年1月31日にあのおもちゃのメーカーのバンダイさんから公表された「小中学生のお年玉に関する意識調査」 アンケート結果から見ていきましょう。
調査結果の結論を以下にまとめます。
- 小中学生のお年玉平均額は 25,711 円。(小学生 22,502 円、中学生 32,130 円)
- お年玉をもらう人数は平均約 5 人。
- お年玉をもらった人の9割は祖父母からもらっている。
- お年玉の使い道の総合第一位は、貯金。ただ男女で差が。
- 男子1位は、ゲーム機・ゲームソフト
- 女子1位は、貯金
- お正月に楽しかった、嬉しかったイベント1位は、お年玉をもらうこと。
小中学生のお年玉の平均相場が、「25,711円」って高い?安い?
バンダイさんの調査結果のお年玉平均額「25,711円」の内訳をもう少し詳しく見てみましょう。
調査人数は、900人です。小学生でも低学年と高学年では6,000円の開きがありますね。
小学生と中学生では、さらに差が開いて1万円もあります。
学年が上がるに連れてお年玉のあげる金額も高額になっていくのがよくわかりますね。小学生と中学生の間で大きな開きがあるのは、まあそうだろうなあと思いますが、小学生でも低学年と高学年で6,000年も開きがあるのはちょっと驚きです。
ただここにでている金額は、もらったお年玉のトータルの金額ですから注意が必要ですね。
気になるのは、小中学生にわたすお年玉の金額相場ですからね。
バンダイのアンケート調査では、このあたりのお年玉をわたす金額相場については、言及はありませんでした。
小中学生にわたすお年玉の金額相場はどれくらいが適当か?
わたすお年玉の金額相場は、家庭の環境によって大きく変わることが予想されますが、上のアンケート結果から推測してみたいと思います。
アンケート調査では、お年玉もらった人の平均人数とお年玉を誰からもらったのかについても調査しています。
お年玉をもらった平均人数は、全体で5人ですね。平均値ですからいろんなケースがありそうですが、典型的な例を想像すると祖父母(義理も含む)4人+両親2人というケースでしょう。
でも実際にわたす場合は、「このお年玉は、おじいちゃんとおばあちゃんの両方からね!」とか「これは、パパとママからね!」というように子供がもらうお年玉のポチ袋は祖父母(義理含む)×2、両親×1の3袋となります。そこにプラスおじ・おばから×1袋とすると合計で4袋をもらうケースが多いのではないかと想像します。
この4袋を基準にお年玉の平均相場を考えてみると、以下の表のような感じになりました。
全体 | 小学1~2年生 | 小学3~4年生 | 小学5~6年生 | 小学生全体 | 中学生 | |
お年玉の平均額 | ¥25,711 | ¥19,473 | ¥22,810 | ¥25,223 | ¥22,502 | ¥32,130 |
お年玉の渡す金額の平均相場(平均額/4袋) | ¥6,427 | \4,868 | ¥5,702 | ¥6,305 | ¥5,625 | ¥8,032 |
上の表をまとめると小中学生のお年玉の平均相場は、こんな感じでしょうか。
- 小学校低学年(1年~4年生):¥5,000
- 小学校高学年(5年~6年生):¥6,000
- 中学生 :¥8,000
この平均相場は、お年玉袋(ポチ袋)単位での金額ですからご注意ください。
皆さんのご家庭の状況と違和感がないでしょうか?
ちなみに我が家の場合は、2人子供がいるので小学生の時は、一律一人2,000円にしていました。中学生の時は、5,000円/人でした。
両方の祖父母からは、小学生の時は5,000円/人、中学生の時は、1万円/人にアップしていました。
我が家の場合も平均するとだいたい上のような相場感になりそうです。
甥っ子や姪っ子にわたすお年玉の相場はいくらが適当?
祖父母のところに帰省するとある時期から自分の兄弟の家族とも一緒になるケースがでてきますよね。当然、むこうも子供ができて小学生になってくるとお年玉のことも考えなくてはならなくなってきて、お互いの家族間でお年玉の金額を取り決めしたりしませんか。
我が家のケースを紹介すると、弟の家族とはお互い小学生の間は2,000円と決めていました。中学生の時は、5,000円にしていました。
これは、子供の人数にもよるのでケース・バイ・ケースです。お互い負担にならない金額を事前に相談しておくのがいいですね。実際そのようにしている場合が多いのではないでしょうか。
兄弟姉妹間の仲やそれぞれの奥さんの仲にもよると思いますが、妙な気遣いをしないで済むように事前に取り決めしておいたほうがお互いいいでしょう。
でも社会人になりたてのころは、実家に帰ると甥っ子と姪っ子がいてお年玉をあげるのがなんか損した気分になってしまっていたのを思い出しますね。^^; 結局あげていた分は、またもどってくることになりましたけどね。
まとめ
- お年玉2017の相場【小・中学生】は平均額25,711円だった。
- お年玉をもらう人数の平均は5人。
- お年玉を渡す金額の平均相場は、小学校低学年が5,000円、小学校高学年で6,000円、中学生では8,000円と予想。
2019年のお年玉の相場も大きく変わることはないでしょう。でもこれからお年玉も電子マネーになる可能性も出てきそうですね。
デジタル・ネイティブ世代が親になってくるとキャッシュレスが主流になっていて現金を使うことがなくなるでしょうから。
あるいは、お年玉がある種お正月の伝統行事として残っていくとするとその時だけは現金(しかも新札)が流通するのかもしれません。
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