毎年6月は梅の収穫と自家製カリカリ梅干し、梅酢、梅酒、梅エキス、梅ジャムと土日はほとんど作業で忙しくなります。
今回は、6月下旬になると完熟してくる梅の活用で、梅エキスと梅ジャムを一気に作れるのでその作り方をご紹介します。
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レンチンで梅エキス(自家製)の簡単な作り方!
今回は、自宅の庭でとれた小梅(竜峡小梅)を使ってみました。
木になっているときからある程度黄色になりかけているものをとってきて、2,3日追熟させて黄色くなったものを使っています。
スーパーなどで買ってきた青梅でも自宅で3~4日ほど常温で置いておくと黄色く熟してくるので、黄色くなったものを使うようにしましょう。
梅エキスの材料
- 梅 1kg ※小梅でも大梅でもOK
- 砂糖 50g程度 ※お好みの甘さで調整
レンジで簡単!梅エキスの作り方
- ① 梅はよく水洗いしてザルに上げて水気をとっておきます。青梅の場合は、そのまま3~4日ほど追熟させます。実が黄色になって甘酸っぱい香りがしてきたらOK
- ② ガラスボウルに入れて軽くラップをかけてレンジでチンしていきます。初回のレンチンは800Wなら3分程度、600Wなら5分程度です。
- ③ 1回目のレンチンが終われば、取り出して液体(梅エキス)を別のガラスか陶器製の容器に入れます。
- ※1回目でとれた梅エキスは、約180mlでした。
- ④ 2回目以降のレンチンは、1~2分程度でOKです。出てきた梅エキスを容器に追加してまたレンチンします。だいたい3回~4回レンチンすればOKです。
- ⑤ 梅の実が完全にクタクタになったら完了です。最後はザルなどでこして梅エキスを回収すればできあがりです。今回、最終的にとれた梅エキスは、約320mlでした。
この梅エキスは、調味料として梅の風味を付けたい時に抜群に働いてくれます。
また、うめサワーや梅ジュースにも使えるの梅由来のクエン酸たっぷりの梅エキスで夏バテ防止に最適です。
梅エキスから梅ジャムを作ってみる!
続いて、梅エキスをとったあとの梅の実は、捨てるのはもったいないのでそのまま梅ジャムにできちゃいます。
梅ジャムの作り方
- ① 梅エキスをとったあとザルにとってある梅の実を潰して、果肉と種を分離していきます。
- 大きめのガラスボウルの中で作業しています。ゴムベラなどで潰していくといいと思います。
- 最終的には、種とヘタが残る感じなります。
- とれた梅の実のペーストはこんな感じです。
- 種がなくなるとだいぶ少なくなります。300gぐらいです。
- ② 種を分離した梅ペーストに砂糖を加えてレンチンしていきます。砂糖は、一度に投入しないで、梅ペーストの上に均一にふりかけるようにします。これを2~3回ほど繰り返します。
- 砂糖は白砂糖でもいいですが、今回はきび砂糖を使用してみました。個人的にはきび砂糖のほうがまろやかな甘さになると感じています。色味は茶色くなってしまいますが^^;
- 1回のレンチンの時間は、1分~2分程度です。1回毎にかき混ぜてください。
- 砂糖の量は、甘さの好みで変えてください。
- ③ 粗熱がとれたら清潔なガラスビンなどにいれて冷蔵庫で保存すれば1ヶ月以上はもちます。とはいっても子供たちがいるとすぐになくなってしまいますが^^;
まとめ
- 梅エキスは、レンジで簡単にできる。
- 梅エキスをとった梅の実も砂糖を加えてレンジで梅ジャムに簡単アレンジ
梅の実をあますところなく活用できる梅エキスと梅ジャムのレシピです。ぜひ作ってみてください。
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