本物のオリーブオイルの選び方とは?本物は20%しかないってマジ!?

最近読んだ本で本物のオリーブオイルは、日本に流通しているオリーブオイルの20%程度という衝撃的な内容でした。

その本は、「決定版本物のオリーブオイルはこれを選びなさい」一般社団法人日本オリーブオイルソムリエ協会(小学館 2018)です。

なぜ、大半が偽物なのか?本物のオリーブオイルはどうやって選んだらいいのかなど消費者が気になる話題を本からまとめてみました。

早速、行ってみましょう!

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本物のオリーブオイルとは?

食品としては、歴史が長いため海外の生産国では、品質基準が生産国が加盟する政府間機関「国際オリーブ理事会(IOC)」で明確に定められています。

その基準は、主に3項目あります。

  • 酸度 オイルの発酵や酸化の度合い
  • オイル成分 理化学分析をおこなう
  • 官能検査 専門のトレーニングを受けた人間が実際にオリーブオイルを食べて、風味に問題がないか判定

エクストラバージンオリーブオイルと名のれるのは、上の品質検査を受けて最高ランクのオリーブオイルだけです。

また、EUには産地認証制度があり、原産地を証明する公的認証ですが、検査は形骸化して品質の証明になっていないそうです。

EUの原産地認証マーク・DOPとIGPの違い

DOP

オリーブオイルの生産工程のすべて(栽培からオイル搾油、ボトル詰めまで)が一箇所の土地で行われていることの証。

IGP

オリーブオイルの生産工程の一部がその土地で行われていることを示すマーク。DOPよりもゆるい認証制度ですね。

オリーブオイルにどちらかのマークがついていたら、DOPのマークがついているほうを選んだほうが多少とも信頼できるかもしれません。

しかしながら、この認証制度も信用できないとなると何を信用して選べばいいのか、消費者は困りますね。

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日本でオリーブオイルに偽物が発生する理由とは?

残念ながら日本は、エキストラバージンと表示する法規制がありません。したがって、日本では、グレードの落ちるオリーブオイルにエキストラバージンオリーブオイルを少し混ぜただけでもエキストラバージンと表示しても、何も問題がなく販売できてしまいます。

この法規制のない所を狙って、安い粗悪なオリーブオイルとバージンオリーブオイルをブレンドして、エキストラバージンオリーブオイルと偽って高値販売し、ボロ儲けしているところもあるようです。

日本では、エキストラバージンオリーブオイルの品質は、販売企業の企業倫理頼みとなっていて、とても安心・安全とは言えない状況です。

さらに、IOCの加盟国の実態も理化学分析の基準値がゆるすぎたり、第3者ではなく生産者が自分で官能検査をしているケースもあるようです。

生産国の実態も儲け主義に走るところは、品質認証が形ばかりのものとなり欠陥オリーブオイルが出回ることになります。

そんなオリーブオイル偽装の実態があることに正直驚きました。自分が今まで買っていたエキストラバージンオリーブオイルもその可能性があると思うと怖いですね。

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本物のオリーブオイルは、どうやって選ぶのか?

では、どうやって本物のオリーブオイルを見極めればいいのかと疑問が湧いてきますよね。

その答えは、自分で正しい知識をもって、自分の目、鼻、舌でオリーブオイルを見極める力をつけるしかありません。

でも、どうすればそんな見極める力がつくのかということですが、本物のオリーブオイルをいくつも試してみて、本物のオリーブオイルの味、香りなどの特徴を自分の脳と身体に覚え込ませるしかないでしょう。

うーん、これは正直大変ですね。

それで、もっと簡単に本物のオリーブオイルを手にいれる方法はないのかということですが、あります!

毎年4月、日本では「オリーブオイルコンテスト」というオリーブオイルのコンテスト(品評会)が開催されています。世界の主要産地から最高のオリーブオイルが出品され、その品質を競います。

引用:http://olivejapan.com/

コンテストの結果は、6月に開催される「国際オリーブショー」で表彰されます。2018年は、6月8日~6月10日の3日間、東京・二子玉川ライズ・ガレリアで開催されました。

そこで販売されるオリーブオイルは、コンテストで受賞した品質の確かな本物のエキストラバージンオリーブオイルですから間違いないです。

オリーブオイルコンテスト2018の最優秀賞のオリーブオイルとは?

食味でマイルド、ミディアム、スパイシーの3部門があります。

全部で11種類のエキストラバージンオリーブオイルが最優秀賞をとりました。

マイルドから順番に見ていきましょう。

マイルドテイスト部門

引用:http://olivejapan.com/

2点です。

  • Artajo 10 Koroneiki(スペイン)
  • Oliveira da Serra Lagar do Marmelo(ポルトガル)

ミディアムテイスト部門

引用:http://olivejapan.com/

6点です。

  • MAEVA & TORO(スペイン)
  • Knolive Epicure(スペイン)
  • VEGA(イタリア)
  • Villa Pontina Pdo Organic(イタリア)
  • SUPERBO(イタリア)
  • GALLO NOVO COLHEITA 2017-2018(ポルトガル)

スパイシーテイスト部門

引用:http://olivejapan.com/

3点です。

  • Coratina(イタリア)
  • INTINI/BIO Coratina(イタリア)
  • MELGAREJO HOJIBLANCA PREMIUM(スペイン)

この11種類のエキストラバージンオリーブオイルは、間違いなく本物のオリーブオイルですので、この中から好みのテイストのオリーブオイルを選べば、本物のオリーブオイルに出会えます。

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まとめ

  • 本物のオリーブオイルは、生産国が加盟するIOCの品質基準をクリアしたものだが、その認証制度が形骸化してきて、品質が保証できなくなりつつある。
  • 本物のオリーブオイルの見極めは、自分の頭と体で覚えていくしかないが、まずはオリーブオイルコンテスト2018で最優秀賞を受賞した11種類の銘柄の中からどれか選んで、味わってみるのが一番良い方法。

健康にも良いオリーブオイルですが、本物のエキストラバージンオリーブオイルを味わいたいものです。

オリーブオイルの入門書としては、今回とりあげた本がおすすめです。

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