食品ラップは本当に安全なの?環境ホルモンの影響はないの?

最近、結構ショッキングな記事を見つけてしまい食品ラップについて見直してみようと思います。

普段何気なく大量に使っている食品ラップですが、いくつか種類があることに注意している人はどれくらいいるでしょうか。

特売などで安い食品ラップなどをついつい値段だけで買ってないでしょうか?

以前の私がそんな感じで食品ラップの選択は、安いが第一基準になっていました。

もっと食品ラップについてちゃんと理解して、買ったり、使ったりすればよかったと後悔しています。(・_・;)

食品ラップの安全性や環境ホルモンの影響について見ていきたいと思います。

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食品ラップは本当に安全なの?

ほぼ毎日使っている食品ラップは、本当に安全なのか?という疑問を持つきっかけになった記事が載っている雑誌がこちらです。

この雑誌の2018年7月号の特集記事が、
「使い捨てプラスチックを止めるべき、深刻な理由」

特集記事の概要は、以下の通りです。

1プラスチックごみだらけの海
2体を蝕む環境ホルモン
プラスチック が地球を脅かす――。いまこの問題に、世界各国が本気で取り組み始めている。使い捨てプラスチックの全面禁止に乗り出す国が出てくる中、日本はレジ袋の規制さえ後進国だ。
さらにプラスチックには、ごみとなって海を汚染するだけではないもう一つの問題がある。
プラスチックに溢れた生活を送る私たちは、さまざまな健康被害をもたらす 「環境ホルモン 」(内分泌かく乱物質)を取り込み続けているのだ。
特に今回注目するのは、あらゆるプラスチック製品の製造過程で使われているBPA 。これは、カナダでは有毒物質とされており、フランスはじめ各国では使用や製造において厳しく規制がされている。がしかし、一方で野放しの日本。プラスチックがもたらす健康への影響について詳細報告。
プラスチック製品に頼らない暮らしを送るための28の方法も収録!
文/山田豊文さん(杏林予防医学研究所所長)、プラスチックフリーの生活を提唱するベス・テリーさんほか
引用:https://daysjapan.net/2018/06/20/days-japan2018_7/

1つ目は、プラスチックによる海洋汚染問題です。プラスチックが発明されて以来、人類が使い続けてきた結果、分解されずに細かな破片となって蓄積され続けています。そのマイクロプラスチックが海洋生物に悪影響を及ぼし始めているというもの。

2つ目は、プラスチックの製造過程で使われている様々な添加剤が環境ホルモンとして人間の体内に入ると悪影響を及ぼしてしまうことが解りつつあります。

とくにBPAといわれる化学物質がもたらす健康への悪影響について報告されています。

BPAってなに?

多くのプラスチック製品や樹脂製品に含まれるビスフェノールA(BPA)といわれる化学物質です。

BPAは、プラスチックの製造過程で可塑剤(プラスチックに柔軟性をもたせて加工しやすくするために添加される物質)の一つです。

BPAの悪影響とは?

BPAが体内に取り込まれると、

女性では、

  • 早熟
  • 生殖機能の異常
  • 乳がんの誘発リスク

男性では、

  • 精子数の減少
  • 前立腺がん誘発リスク

胎児期(妊娠中の母親がBPAをとりこんでしまう)

  • 不安やうつ症状が出やすい
  • 歯への悪影響(エナメル質形成不全)
  • 多動や自閉症のリスク
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日本のBPA規制の現状とは?

カナダやフランスなどはいち早く、BPAの危険性に気づいて厳しい規制がかかっています。

かたや日本は、野放し状態であるというのが現状です。

どのプラスチック製品のどの種類の環境ホルモンがどれくらい含まれているのかの表示義務がないためメーカー任せになっている現実があります。

日本でBPAの認知度は低く、BPAをしらずにとっている可能性が高いです。ちょっと怖いですね。

海外の状況とは?

カナダでは、BPAは有害物質に指定されています。

フランスでは、食品に直接触れるものへのBPAの使用やBPAを含む食品容器の使用、製造、輸出入の禁止を2015年からおこなっています。

EUでは、使用禁止まではいっていないが人体に有害な物質として認定しています。

イギリスでは、不要なプラスチックの包装を2042年までに禁止する。2019年からは使い捨てプラスチック(ストロー、マドラー、綿棒の芯など)の販売を禁止することが決定しています。

アメリカでは、ロサンゼルスとサンフランシスコでは肉、卵や果物のバックとして使われていたスチロールの使用を全面禁止しています。

とくに子供への配慮は、しっかりとされているようでEU、アメリカ、カナダ、中国など先進国では、哺乳瓶へのBPAの使用を禁止しています。

海外でのBPAへの認識は、日本に比べると遥かに高いですね。一般的な売り場にもBPAフリーの売り場があるくらいです。

引用:https://daysjapan.net/2018/06/20/days-japan2018_7/

日本では、このような売り場はまずみかけたことはないですね。百均などにいけばプラスチック製品のオンパレードですが、BPAなんていう認識はまずないですね。怖いですが(・_・;)

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他にもあるBPAの曝露リスク!トマトの缶詰がヤバイ!?

いろんな料理に便利に使えるトマトの缶詰がBPAの曝露源になっている可能性が指摘されています。

今まで、あまり意識してみませんでしたがトマトの缶詰って強い酸性なんですよね。そのままスチールの缶詰にすると缶が錆びてきてしまって、品質を保てないので缶の内側に樹脂でコーティングされています。

いつもスーパーで買っているカットトマトの缶詰とその缶の中です。

缶の内側をマジマジみたことはないのですが、確かに白い樹脂でコーティングされてました。

そのコーティング部分が強い酸性にさらされることでBPAが溶け出しているというのです。

確かに可能性がないと言えないですね。缶詰ですからかなり長期間にわたって保存もされるので缶の内面のコーティングが酸に侵されるというのは感覚的にも理解は出来ます。

しかも中のコーティング材についての原材料表示はありません。スチール缶としかわかりませんね。

トマトなどの食品は、ガラス瓶のものが安全ということになりますね。でもガラス瓶のフタは、スチールで内面をやはりコーティングしてますが、ビンを逆さまにしたりしない限りは直接触れるものではないので問題はないのかもしれません。

無添加ラップは安全なのか?

食品ラップの話に戻りますが、ネットでは無添加ラップなら安全という意見も見られますが、どうなんでしょうか?

我が家でも最近、いままで意識することなく使っていた食品ラップから無添加ラップに切り替えています。

宇部フィルムというメーカーが製造している無添加ラップです。無添加ラップについては、このメーカーがトップシェアではないかと思います。

でも販売はごく最近の2017年からです。日本でもようやく環境ホルモンについての認識がひろまってきているのかもしれません。この商品のPB(プライベートブランド)でCGCジャパンからも無添加ラップがでていますが、中身は同じものです。

メーカーのホームページをみてもダイオキシンや環境ホルモンは出しませんと記載されています。

原料のポリエチレン樹脂の製造から無添加であるというのは、安心感があります。宇部フィルムが宇部興産グループ会社で日本メーカーというのも信頼感につながりますね。

いままでの習慣でラップという便利な食品包装に慣れてしまっているのでいきなり使用をやめるにはハードルが高すぎました。

それで無添加ラップの選択だったわけですが、安心・安全な無添加ラップを選ぶべきです。宇部フィルム製以外のラップは、ポリエチレン製の食品ラップであっても商品の表示には、製造時どんな可塑剤を使用したかまでは表示義務がないためBPAのリスクは拭いきれません。

使用方法を守って、使用すれば環境ホルモンの影響はないのではないかと思います。

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まとめ

  • プラスチックによる海洋汚染や人体へ悪影響は深刻なレベルにきている。
  • 先進国では、プラスチックの製造、販売制限や禁止措置が実施されているが日本ではまだ野放し状態・
  • プラスチックの製造に添加される可塑剤が環境ホルモンとして人体に有毒。代表的な環境ホルモンとしてBPAがあるが、日本での規制はない。
  • 海外の先進国では、BPAの規制は進んでいる。
  • 食品ラップも環境ホルモンの影響のリスクはあるが、国内では2017年から無添加ラップが販売されはじめ、ダイオキシン・環境ホルモンが出ない安心・安全なラップといえる。

プラスチックによる地球の汚染の深刻さがニュースになってきたのは、ごく最近です。すでにそれまでの蓄積があるわけで、海洋汚染、人体への悪影響が顕著になってきてからの規制の動きです。

それでも日本はまだまだ先進国に比べて、規制の動きは悪いので自己防衛していくしかありませんね。これからの子供達のためにも環境ホルモンなどへの知識と防衛方法などについては、感心を持っていく必要があると思います。

近年増えてきている精神疾患やアレルギー症状をもつ子供達が増えてきているように思いますが、プラスチック製品などから出る環境ホルモンの影響も多分に受けているのではないかと疑ってしまいますね。(・_・;)

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