甲斐善光寺の源頼朝像がボロボロ!?最古の本物の頼朝像なのになぜ!?

甲斐善光寺がなぜかトレンドワード入していたので、気になって調べてみると甲斐善光寺には教科書にも載る日本最古の本物の源頼朝像が保管されていることがわかりました。

甲斐善光寺では、この貴重な源頼朝像の一般公開や博物館への貸出もしていないようです。

その理由は、あまりにも痛みが激しすぎて動かすと木造の一部がボロボロと破損していくほどに風化しているからということです。

そんなにボロボロになるまでほっといたらいかんでしょと思ったりしますが・・・^^;

いくつか気になった点について見ていきたいと思います。

>>なぜ甲斐善光寺に本物の源頼朝像があるのか?

>>山梨の甲斐善光寺と長野の善光寺との関係は?

>>他の源頼朝像と顔が違うんだけど本当に本物なの?

それでは、行ってみましょう!

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甲斐善光寺の源頼朝像がボロボロ!?なぜそんなに傷んだの?

甲斐善光寺がトレンド入りしたのは、このニュースがきっかけのようです。

NHKニュース

「教科書にも載る “最古” の源頼朝木像 傷み深刻 修復へ 甲府」

引用:NHKニュース

ぱっと見だけでもかなりボロボロ感がありますね。しかも右手にもっていたであろう木のヘラ状のもの・笏(しゃく)もなくなっています。

制作当時は、漆が塗られていたようです。その漆もほとんど剥がれて木質部がむき出しになっているのがわかりますね。

表面には、虫食い穴やヒビ割れが多数みられます。触れると今にもボロっと欠けそうところもありますね。ちょっと傷みが激しすぎます。

確かにこれは、早急に修復したほうがいいですね。

甲斐善光寺では、この頼朝像が伝わった1558年以降修復は初めてだそうです。マジっすか!

逆に460年間もノーメンテでよく今までこの状態で残っているのが奇跡的ですね。

そう考えるとそんなにひどい環境の中には、置かれていなかったといえるかもしれません。

ただでさえ湿気の多い日本の環境の中では、ノーメンテでここまで保存されているので温度変化の少ない、湿度もある程度一定のところで保管されていたと推測されます。

甲斐善光寺さんでも宝物庫などで大切に保管されてきたのではないでしょうか?

でもさすがに修復しないでいるとこれくらいの傷みがでるのは仕方のないところかもしれません。

理想を言えば、ここまでなる前に漆を再度塗るとかのメンテをしていれば全然違っていたかもしれませんね。

現在は、山梨県の指定文化財として認定されているようですが、日本最古(鎌倉前期作)で源頼朝の死後にすぐに作造された可能性が高く、源頼朝の顔を忠実に再現しているかもしれないということを考えると国の重要文化財クラスに該当する貴重な源頼朝像だと思ったりもします。

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なぜ甲斐善光寺に本物の源頼朝像があるのか?

この源頼朝像が甲斐善光寺にある理由については、源頼朝が 1187年に炎上した信濃善光寺(長野県)を復興した大スポンサーであって、信州・甲州の善光寺には源氏三代将軍堂がつくられ、この像もそこに祀られていたからだそうです。

もともとは信濃善光寺にあったものを武田信玄が甲斐に持ち帰ったのが発端のようです。

山梨の甲斐善光寺と長野の信濃善光寺との関係は?

甲斐善光寺は、そもそも武田信玄が川中島の合戦のときに信濃善光寺の焼失を恐れて、永禄元年(1558)に御本尊善光寺如来やその他の仏像、寺宝をすべて甲斐に持ち帰って移設したことが始まりです。

ですので、甲斐善光寺の開祖は武田信玄ということになりますね。

武田信玄のおかげで善光寺の御本尊や今回の源頼朝像などが現在まで残ったと言えるかもしれません。

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他の源頼朝像と顔が違うんだけど本当に本物なの?

現在源頼朝像といわれているものは、東京国立博物館に所蔵されているものがあります。

引用:http://www.photo-make.jp/hm_2_1/minamoto_zazou.html

この像は、鎌倉鶴岡八幡宮内の白旗神社に伝わるもので、頼朝がなくなってから約100年後に作られたものだそうです。

自宅にある中学生の歴史資料集にもこの像が源頼朝として載っていました。

ちなみに中学校の教科書のほうは、甲斐善光寺の源頼朝像が載っていました。

この2つの像の古さから言えば、甲斐善光寺の源頼朝像のほうが古く、より本物の源頼朝の姿を反映している可能性が高いと言えそうです。

顔の雰囲気も甲斐善光寺の像のほうがより本物ぽいと感じます。鶴岡八幡宮の像は、整い過ぎていて嘘っぽいと感じてしまいますね。まああくまで素人の感想ですが^^;

2つを見比べてみると全然顔が違いますからね。顔のすべてのパーツが違いすぎます。

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まとめ

  • 甲斐善光寺の源頼朝像がボロボロに傷んでいるのは、460年間もノーメンテだったから。
  • 甲斐善光寺に本物の源頼朝像があるは、武田信玄が1558年に信濃善光寺から持ち帰ったから。
  • 源頼朝像は、いくつか現存しているがより本物に近いのは一番古い甲斐善光寺の頼朝像。

トレンドニュースから思わず中学校の歴史の復習をしてしまいました。甲斐善光寺の源頼朝像がきちんと修復されたら見学にいきたいものです。

現在は、甲斐善光寺の宝物館で展示されているようです。山梨に行ったら立ち寄ってみたいですね。

甲斐善光寺の案内

拝観料
大 人 500円 小学生 250円
団 体 30名様以上 2割引

拝観受付時間 午前9時~午後4時30分

御開帳期間中
午前8時~午後5時

アクセス
大型バス無料駐車場有り
普通乗用車30台

電車の場合
JR中央線・甲府駅よりタクシー12分 
JR中央線・酒折駅より徒歩15分 
JR身延線・善光寺より徒歩7分 

車の場合

中央自動車道・一宮御坂 I・Cより20分
中央自動車道・甲府南 I・Cより25分
中央自動車道・甲府昭和 I・Cより20分

場所・地図

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