2019年10月29日に放送された「マツコの知らない世界」では、砂時計マニアの和田朱美(わだ あけみ)さんが登場し、砂時計の魅力について紹介してくれました。
その中で日本の砂時計職人がもう3人しかいないということで紹介されていました。
えー!日本で3人しか作ってないの!!とビックリしました。
番組では、砂時計の作り方を結構詳しく紹介されていて、へー!こんな作り方をしてるんだ~!と感心してしまいました。
今まで見たこともなかった砂時計づくりが結構すごい職人技が使われていることがわかったので、砂時計の見方もかわりましたね。
貴重な砂時計職人の工房やお店を調査してみました。
実際に見学など受け入れてくれるのかも調べています。
早速いってみましょう!
砂時計職人の工房はどこ?
番組では、日本に3人しかいない砂時計職人が紹介されましたが、3人のうち2人は兄弟であと一人は顔出しなしで名前も不明の女性職人(64歳)ということでした。
兄弟で同じ砂時計職人とは、実家がそもそも砂時計をつくっていた可能性が高いですね。
そう思って調べてみるとやはり実家の家業がガラス工芸屋さんでした。
日本最高齢の砂時計職人・金子實さんの工房の場所はどこ?
金子實さんは、有限会社金子硝子工芸の代表取締役社長です。長男である金子實さんが2代目として家業を継いでいます。
現在は、息子さんの3代目が修行中ということで日本で唯一のひょうたん型砂時計職人の技術が途絶えることはなさそうです。
- 場所 〒124-0013 東京都葛飾区東立石4-44-4
- 電話/fax 03-3697-5206
- メール
- ホームページ http://www.sandclock.co.jp/index.php
- アクセス 京成立石駅より徒歩5分
金子實さんを取材した貴重な動画がありました。砂時計の制作工程もよくわかるし職人業界の危機的状況もよく分かるので御覧ください。
金子治郎さんの工房の場所はどこ?
弟の金子治郎さんは、独立して「東京硝子工芸」という工房を開いています。
会社組織にはしていないようで自営のようです。
お兄さんと同じ葛飾区内に工房があります。場所的には川を挟んで対岸にありますね(^^)
兄弟寄り添って仲がいいのでしょう。
- 場所 〒124-002 東京都葛飾区奥戸2-28-8
- 電話/fax 03-5670-2443
- メール info@sunadokei.com
- 営業時間 9:00~19:00
- 定休日 第1・第3土曜日 日曜日・祝日
- ホームページ http://www.sunadokei.com/index.html
- アクセス JR総武線 新小岩駅東北広場よりバス のりば11(系統番号:新小岩53) 亀有駅行き 奥戸2丁目下車 徒歩260m
新潟の女性砂時計職人さんの工房は?
顔出し、名前だしNGだった新潟の女性砂時計職人さんも気になりますね。
とてもシンプルな直管形の砂時計を作っています。
砂時計にちょっと顔がデザインされていて、シンプルでいいですね。自分のデスクまわりとかに置いておきたくなりますね。
この砂時計を作っているのが、新潟在住の女性職人さんということですが、調べてみると新潟で砂時計を作っているのは、新潟市南区にある富士産業さんというところです。
新潟市はもともと砂時計が特産品だったらしく、クリスマス関係のガラス製装飾品なども地場産業として盛んだったようです。
ところが時代の流れでだんだんと衰退していき現在は、新潟市内の富士産業1軒だけが砂時計をつくるだけになってしまったようです。
そこで、この貴重な砂時計を次世代に残していこうと、新潟の楽しいものやコトを発信しているクリエイティブ集団「hickory 03 travelers(ヒッコリースリートラベラーズ)」が応援していこうと、砂時計に「すなだときお」と名付けてPR活動と販売をスタートしています。
小さなすなだときおさんがなんともかわいいです(^^)
がんばれ!! すなだとき!と応援したくなります。
砂時計職人の工房見学はできるの?
金子實さんの金子硝子工芸は、TVの取材なども何度も入っているので多少の見学スペースはありそうですが、公式に見学の受付はしていませんね。
おそらく個別対応になると思われます。
特注の砂時計を作ってもらうついでに見学させてもらうというのがベストなパターンのような気がします。
上の動画の中では、小学生などの見学も受け付けているようです。
金子治郎さんの工房は、グーグル・マップで確認したところいわゆる一軒家で見学できるスペースはほとんどないのではないかと思ってしまいますが、工房で打ち合わせはできるそうなのでこちらも事前相談で見学させてもらえるかもしれません。
ただいずれも駐車スペースはなさそうなので電車、バス、徒歩で行ったほうがいいでしょう。
兄弟ともにすばらしい職人技の持ち主ですが、それぞれ個性があってオーダーするときは理解して注文したほうがいいですね。
金子實さんのほうは、作家さんとのコラボ作品が多いので、独創的なものを作ってほしいときはお願いするいいかも。
金子治郎さんのほうは、いろんな形の砂時計を作っていて砂時計本体に変わった形を希望する場合は、いいですね。
まとめ
- 砂時計職人・金子實さん治郎さんの工房の場所は、東京都葛飾区にある。
- 砂時計工房の見学は、金子實さんのところは事前相談で対応してくれるかも。
砂時計って奥が深いというか、外側の形も中の砂の素材についてもいろんな組合わせができるので、オリジナルの作品がつくりやすいですね。
何か記念に作りたくなりますね。
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