アホエンオイルの正しい作り方とは?有効成分をMaxで取り出す方法は簡単だった!

アホエンオイルの作り方は、ネットにはオリーブオイルを湯煎して作る方法がレシピサイトでも紹介されています。

ただその方法で本当に有効成分のアホエンが生成されているのか一般人では調べようがありません。

もっと科学的に実験検証した文献はないのか調べてみるとありました!

にんにくの有名な産地・青森県の地方独立行政法人青森県産業技術センター
農産物加工研究所が「にんにくの機能性成分(アホエン)を増やす加工法の開発」と題する研究を公開してくれていました。

今回は、この研究成果をもとにアホエンオイルの効果的な作り方を紹介していきます。

早速いってみましょう!

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アホエンオイルの正しい作り方とは?有効成分をMaxで取り出す方法は簡単だった!

「にんにくの機能性成分(アホエン)を増やす加工法の開発」の研究結果から紹介すると、

今回の研究結果から、「アホエン」を多く含む
オイルマセレートを作る時は、にんにくを破砕し
た後、少なくとも2時間待って植物油を添加し、
室温に5日間程度静置するとよいことがわかりま
した。

※オイルマセレートとは、生にんにくの成分を植物油で抽出したもの。

にんにくからアホエンを一番多く生成させ、かつ生成量が減らない方法は、にんにくを破砕してから120分待ってから植物オイルを加え、5日間さらに放置しておく方法がベストということです。

逆に55度で加温するとアホエンの生成量は増えるが後に減少する。

80度では、アホエンの生成量自体が少ないという実験結果が得られています。

この研究結果から、湯煎して作る方法は温度管理が大事だということと、加温しすぎるとアホエンが減少してしまうということです。

具体的な研究成果

研究方法は、アホエンの元になるにんにくに含まれるアリシンとアホエンが油によく溶ける性質があることからにんにくのオイル漬けを作って実験しています。

にんにくを破砕したあとオイルを添加するまでの経過時間によるアホエンの生成量の違いとオイルを添加してからの熱の入れ具合でアホエンの生成量が変化するのかを実験で検証したものです。

具体的な研究成果は、文中の表1と表2にまとまっています。

引用:https://www.aomori-itc.or.jp/_files/00040372/dayori56.pdf

表1は、にんにくを破砕したあと60分から360分で植物油を加えて、5日後のアホエンの含有量がどれくらい違ったのかを示しています。

この結果からは、にんにくを破砕したあとの放置時間長いほどアホエンの生成量は増えることがわかります。

1時間放置しただけよりも6時間放置したほうがアホエンの量が5倍も増えることがわかります。

引用:https://www.aomori-itc.or.jp/_files/00040372/dayori56.pdf

表2は、植物油添加後の処理温度と漬込んだ時間でアホエンの生成量がどれくらい違うかを示しています。

大きく分けると常温(室温)と加温した場合の比較です。

常温の場合は、5日間でアホエンの生成量がマックス(33.5mg/100g)で7日目でも1mg程度しか減少していません。

55度・3時間の加温でアホエンの生成量が33.3mg、6時間だと21.6mgと減少。その後は室温で7日間保存すると1mg程度の減少。

55度で3時間程度の加温がベストだと言えますね。55度でもそれ以上温め続けるとアホエンが分解されてしまうようです。

80度・30分間の加温でアホエンの生成量が13.0mgといきなり少ないですね。アホエンは80度以上で分解されてしまうので、この温度だとだめだということです。

ただおもしろいのは、30分間の加温後常温で3時間の場合でもアホエンの量は12.7mgと0.3mgしか減少していないこととです。

さらに7日間でも0.5mgしか減少していません。

研究成果からの独自考察

実験の結果から独自に考察してみると、アホエンを豊富(30mg程度)に早く生成させたい場合は、55度で3時間加温して、すぐに常温に戻せば7日間でもほとんどアホエンの量は減少しないだろうと考えられます。

さらにアホエンリッチにアホエンオイルを作りたい場合は、にんにんくを破砕後6時間は放置してから植物油を加えて、5日間放置する方法がベストだと考えられます。

実験では、植物油の種類については記載されていませんが、家庭でアホエンオイルを作るならオリーブオイルがおすすめです。

オリーブオイルもいろいろなものが売られていますが、できるだけ高めの販売元がしっかりとしているエクストラヴァージンオイルがいいですね。

アホエンの健康効果+オリーブオイルの健康効果でスーパーオイルを作るなら素材はいいもので作るほうがいいでしょう。

最近お気に入りのオリーブオイルを紹介しておきます。

クセがなくフルーティーなエクストラヴァージンオイルです。

少々お高いですが、アホエンオイルには最適だと思います。

にんにくは、国産の無農薬無化学肥料で栽培されたものをおすすめします。

こだわりのにんにくが手に入るサイトが「食べチョク」という産直サイトです。

生産者さんが見える安心安全なにんにくが手に入ります。

ぜひ試してみてください。

アホエンオイルの使用法の注意点!

アホエンは、80度以上の熱で分解されてしまうので、アホエンオイルはドレッシングなどで使うのが一番効果的。

熱い料理に使うと効果がなくなるので要注意です。

アホエンに期待される効能・効果とは?

アホエンには、血栓防止効果抗菌作用があることがわかっています。

アホエンの効能・効果について研究している科学的論文は、以下のものです。

  • 「 アホエン含有の油浸漬ニンニク溶出物カプセル摂取が成人男女の血圧および脂質代謝に及ぼす影響」日本食品新素材研究会誌 13(2), 43-54, 2010 菓子・食品新素材技術センター

脂質、血糖値、血圧のいずれかが基準値よりも高めのメタボ予備軍の男女31人(平均年齢48.4歳)にアホエンを0.78mg含有したニンニクオイルのカプセルを1日3つ、1カ月間のんでもらった。結果、実験前に比べて有意に善玉コレステロール値が高くなった。

この研究結果では、高血圧、コレステロール改善に効果が認められています。

また、ニンニクオイルを治療に取り入れている都立駒込病院脳外科部長の篠浦伸禎医師は、実際の医療現場の臨床結果から

「初期治療にニンニクオイルを導入すると、脳腫瘍患者の治療の副作用を軽減し、術後の再発が起こりにくくなるという実感がある

「脳の神経伝達物質を活性化して脳機能を高め、認知症などの予防や改善、脳卒中の予防に役立つ」

このようなコメントを発表しています。

まとめ

アホエンオイルの正しい作り方は、以下の通り。

  • ① 生にんにくをすりおろすかミキサーで破砕して、常温で最低でも2時間以上放置、6時間ならさらにアホエンリッチ。
  • ② ①にエクストラヴァージンオリーブオイルを加えて、常温で5日間放置で完成

アホエンオイルは、ドレッシングのようにサラダや豆腐、納豆、冷製パスタなど熱くない料理ならなんでもお好みでかけてOKです。

少量でも毎日摂ることをおすすめします。

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