今SNSなどでジワジワ人気がきている「南部鉄偶」という商品。ヤフーのトレンドワードにも上がってきたので気になって調べてみました。
確かに商品をみてみると妙にかわいいので、これ欲しくなるのもわかるなあ~。と妙に納得しました。
南部鉄偶の販売店、通販(Amazon、楽天など)、実際の使い方や効果について調査してみました。
早速行ってみましょう!
Contents
「南部鉄偶」って一体何?
南部鉄偶は、縄文時代の土偶を模した鉄製のキッチンツールですね。うーん、かわいい♥
縄文土偶を二頭身にするとめちゃくちゃ可愛くなりますね。
この鉄偶が何をしてくれるのかというと料理に鉄分を補給してくれるのです。詳しい使い方などは後ほど紹介したいと思います。
南部鉄偶は、岩手県の伝統工芸品である南部鉄器の新しいラインナップです。
この南部鉄偶を開発して作り出したのが、2009年に岩手盛岡に誕生した「壱鋳堂」さんです。
「壱鋳堂」さんが提案する新しいデザインの南部鉄器は、鉄偶の他にも鉄瓶やオーブンパンなどキッチンで使いたくなる鉄器があります。
南部鉄偶の販売店、通販(Amazon、楽天)はある?
南部鉄偶は、その人気に火が付いて一部の鉄偶は現在品切れ状態のようです。Amazonや楽天で取扱があります。
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南部鉄偶の使い方は?
南部鉄偶は、やかんや鍋に入れて鉄分補給できます。
お湯に入っている鉄偶がなんだかシュールなんですけど^^;
あと貝の砂出し、黒豆やなす漬けの色だしなどに古釘の代用として使うこともできます。鉄偶から溶け出る鉄分が黒豆をふっくらさせて黒い艶がでたり、なすの漬物もいい色になります。
土偶をモチーフにした南部鉄器の鉄分補給グッズ「南部鉄偶」が可愛すぎるっ! (Japaaan) – LINEアカウントメディア https://t.co/UKgVC6iAyv #linenews @news_line_meさんから
かわいいなw
— とみのすけ (@lau87peace) 2018年12月5日
ぬか漬けに入っている鉄偶の出土感がおもしろいですね。
あとは、箸置きやいやし系のオブジェとしても活躍しそうです。
縄文時代の遮光器土偶が現代でこんな形で生まれ変わるとは、縄文人もびっくりでしょう。
南部鉄偶の効果とは?
南部鉄偶のそもそもの目的は、料理やお湯に入れることで鉄分を効果的に摂れるようにしようというものです。
同じような鉄分補給のキッチンツールは鉄玉子や鉄丸という商品がすでにありました。
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昔は古釘を使うなんていうこともありました。
現在の生活では、鉄器をつかうことがほとんどなくなってきているのでこういう鉄器が必要なんでしょうね。
鉄瓶や鉄のフライパンなどで調理すれば、鉄分が溶出して勝手に鉄分を摂ることができのでいいですけど、やかんとかはほぼステンレス製のものになっていますし、フライパンもテフロン加工のものが主流ですから。
鉄器は重いし、手入れもめんどうというイメージがあるので我が家でも鉄器はないですね(*_*;
でもこれからは、鉄器も見直してもいいかもですね。まずは、お手軽な南部鉄偶から使いはじめています。
鉄器からいったいどれくらいの鉄分が溶け出すの?
鉄器からどれくらい鉄分が溶け出すのか気になりますよね。調べてみるとちゃんと実験してくれている論文がありました。
結論としては、調理法によって溶け出す鉄分の量にかなり差が出るが身体に取り込むのに良い鉄分が溶け出ているということです。
冬場のお鍋などに鉄偶を入れて、一緒に煮るといい効果がありそうです。最後にシメで雑炊にすれば余すことなく鉄分がとれそうです。
まとめ
- 南部鉄偶とは、縄文土偶を模した鋳物のキッチンツールで料理に入れて煮ることで鉄分が効果的に摂ることができる優れもの!
一家に2~3個南部鉄偶を揃えてみてはいかがでしょうか。キッチンに南部鉄偶があるとなんだか可愛い(^^)