かみかみセンサーが凄い!通販でも購入できる!子供への指導や使い方は?

「かみかみセンサー」って見たり聞いたことありますか?

長野県の一部の地域を除いて、ほとんどの人が知らないのではないかと思います。

先日、このかみかみセンサーの発案者で開発者の一人でもある安富和子(やすとみ かずこ)先生の講演を聴く機会がありました。

そこで「かみかみセンサー」は子どもたちの噛む(咀嚼)習慣や噛む力を改善するのにとても重要な役割をしてくれることがわかりました。

かみかみセンサーの凄さや、購入先、その使い方効用などを調べてみました。

早速見ていきましょう!

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かみかみセンサーが凄い!通販でも購入できる!

これがかみかみセンサーの本体です。耳にかけて使う部分と魚の形をしたかわいいカウンター表示付きの本体部分です。

装着した感じは、下の画像のような感じです。

引用:http://xn--u8ja9mb.com/sensor/index03.html

かみかみセンサーのサイズは、S(小学生低学年)Mサイズ(小学生高学年以上)があり大人でも使用可能です。

このかみかみセンサーは、楽天市場で購入することが可能です。

子どもたちにかみかみセンサーを付けて普段の食事をしてもらうことからスタートします。

かみかみセンサーの子供への指導方法は?

家庭なら落ち着いて食べられる夕食時がいいでしょう。親や兄弟も一緒にかみかみセンサーをつけて噛む回数を比較し合うのが効果的です。

学校では、給食の時間しかありませんが他の人と自分の噛む回数を比較できるので、自分の噛む回数が少ないのか多いのか客観的に把握できるので改善効果が高いですね。

かみかみセンサーが学校の食育現場で活用されていることが多いというのも子どもたちが食事の時に噛むということに意識が高まることで、非常に効果が高いからです。

口でいくら良く噛んで食べましょう!と言われてもなかなか効果がないのは、自分の噛む回数が多いのか、少ないのかよくわかっていないのと、噛むことへの意識が低いので噛むことでどんな効果があるのか実感できていないからでしょう。

まずは、自分の噛む回数を把握して他の人よりも多いのか少ないのか自分でよく認識してもらうことが重要です。

そのためには、このかみかみセンサーが一番有効ですね。

かみかみセンサーの発案者の安富和子先生(現・飯田女子短期大学)や開発メーカーの日陶科学工業さんはすごいですね。

次に継続的に期間を決めて毎日の噛む回数を記録して、日々の変化を把握していくことが必要です。

最低でも一ヶ月は記録をとっていくことが必要だと思います。

継続は力なりでよく噛むことを習慣化するには、そのくらいの期間が必要になります。

ある研究では、人間があることを習慣化するには、最低でも21日間は毎日続ける必要があるという結果がでているようです。

習慣化できてしまえればあとは比較的簡単です。良い習慣は、良い結果をもたらしてくれます。

安富先生が小学校の教諭時代に実際に作られた学習指導案が公開されています。

>>> かみかみセンサーを使った学習指導案をみてみる

※現在、資料の改訂中のためリンクを外しています。m(_ _)m

小学校などでかみかみセンサーを使った食育活動をするときにはとても参考になるものですね。

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かみかみセンサーの使い方は?

引用:http://www.nittokagaku.com/catalog/book_hoken/html5.html#page=499

使い方は、とても簡単ですが正しく装着することで正確にカウントできます。

かみかみセンサーの装着の仕方

① 下の画像の女の子のようにつるの根元をしっかり指でつまんで、つる側面にある数字の7の位置まで伸ばします。

センサー部をあごの下にいれて、耳掛けフックを片方ずつ耳にかけます。センサーがあごに軽くあたる程度につるの長さを調節します。

② センサーがあごの先端からやや内側の計測ポイントにくるように調節。下の画像の赤いマークの先端の位置がベスト

③ センサーのセットが完了したら本体のスタートボタンを押せばスタート

スタートボタンを押して食事をはじめるとすぐにカウントを始めます。噛む回数と時間を表示してくれます。結果は、メモリに記録されるので電源を切ってもスイッチを入れると再表示されます。

そしゃくセンサーにあごがふれると目と尾が交互に光ります。そしゃく回数が1,000回になるとメロディーが流れます。

④ ブザー音のオン・オフができます。

カウター/タイマーボタンとリセットボタンを同時に長押しすれば、ブザー音のオン・オフができます。

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安富和子先生のプロフィールや経歴、研究実績は?

引用:http://xn--u8ja9mb.com/yasutomikazuko.html

  • 名前 安富和子(やすとみ かずこ)
  • 出身地 不明
  • 年齢 不明
  • 学位 博士(歯学)
  • 仕事 飯田女子短期大学家政科教授
  • 研究テーマ 幼児・児童・生徒・学生・高齢者の咀嚼の意識を高める具体的な指導方法の研究
  • 業績
    • 日本かみかみクラブ設立(2004)
    • 咀嚼回数をカウントする装置「かみかみセンサー」の開発(2008)
    • 小学校での咀嚼訓練による咬合力と食嗜好の変化(2009) 日本咀嚼学会雑誌
    • 歯口から伝える食育 共著 東山書房(2010)
    • 学校給食における食行動の定量評価(2011)日本咀嚼学会雑誌
    • いのちと食 共著 中央公論新社(2012)

安富和子先生の食育取り組み年表

  • 1975年(昭和50年) 養護教諭として一歩を踏み出す。その後、長野県内の小・中学校に勤務。
  • 2001年(平成13年)赤穂南小学校に赴任
    咀嚼力に問題のある子どもたちの存在に気付く。子供の咬合力調査で食べ方に問題という実態をつかむ。
    咀嚼回数測定装置の開発を思い立つ。
  • 2005年(平成17年)
    赤穂南小学校にて炒り大豆を毎朝スプーン1杯食べる運動を実施。子ども達の平均咬合力が上昇する。
    日本咀嚼学会に入会。
    「かみかみマシーン」が誕生
  • 2006年(平成18年)
    赤穂南小学校が、日本学校歯科保健最優秀校・文部科学大臣賞受賞。第16回日本咀嚼学会学術大会にて「小学校での歯科保健指導による咬合力と嗜好の変化」を発表。優秀口演賞受賞。
    「かみかみマシーン」量産化に着手。
  • 2006~2007年(平成18~19年)
    今までの活動が認められ、第1回文部科学省優秀教員表彰(文部科学大臣賞)受賞。
    赤穂南小学校にて試作の「かみかみマシーン」で給食一食当りの咀嚼回数測定を実施。好結果を得る。
  • 2008年(平成20年)
    下伊那郡喬木第二小学校に赴任「よく噛む活動」に全校で取り組む。
    「かみかみセンサー」誕生。
    松本歯科大学大学院へ社会人学生として入学。子供たちの咀嚼意識促進の調査研究を始める。
  • 2009年(平成21年) 喬木村内の保育園、小学校で咀嚼回数測定。
    2010年(平成22年) 喬木中学校で咀嚼回数測定実施。
    喬木村「ふるさとづくりフォーラム」に「かみかみセンサー体験コーナー」を出展し噛む大切さを村民に発信。
    教育委員会が「かみかみセンサー」を使い保育園、小・中学校連携の指導始める。活動継続のために村内に「かみかみボランティア」制度を設立し、校内では「かみかみデー」「かみかみ調理実習」「機関誌かみかみだより発刊」など実施。
  • 2009年~2010年(平成21~22年)
    喬木第二小学校での参観日に「かみかみセンサー体験」「噛む効用の授業」「歯ごたえのあるおやつとレシピ作り」「調理実習」「市販の歯によいおやつの試食会」などを開催。
    長野県の歯科医師会と教育委員会の評価を受け「よい歯の学校表彰」最優秀賞を二年連続受賞。
  • 2010年(平成22年)「 かみかみネットワーク」立ち上げ。養護教諭、栄養教諭の先生、飯田市の歯科衛生士など10名が参集。
  • 2011年(平成23年)日本咀嚼学会理事に就任。
    原著論文「学校給食における食行動の定量評価-主食の違いによる影響について(- かみかみセンサーを使って)」を発表。
    飯田女子短期大学家政学科・準教授に就任
  • 2012年(平成24年)博士(歯学)を取得
  • 2013年(平成25年)飯田女子短期大学家政学科・教授に就任
    「世界初!かみかみリレー」を、長崎県南島原市口之津小学校からスタートさせる。
  • 2016年(平成28年)飯田女子短期大学と旭松食品株式会社、飯田産業センターの産学官の連携によって開発されたカミンこうや豆腐を発売。噛みごたえ抜群!

安富和子先生の経歴をみてくると学校の先生として現場に立ちながら、子どもたちの噛む問題を発見して、そこから課題解決に向けて全力で取り組んでいかれる様子がよくわかりますね。

そして、現在は後進の指導者として大学にて人材育成にも力を入れています。

さらに大学を飛び出してご自身で普及啓発活動にも力を入れていますね。

かみかみダンスも作られています。

妙に頭に残るリズムです。全国的に広まってほしいですね(^^)

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噛むことの効用とは?

安富和子先生の講演会に参加して配られた資料や講演内容からまとめています。

学校食事研究会が提唱する噛むことの効用は、「卑弥呼(ひみこ)の歯がいーぜ」の語呂合わせで覚えられます!

  • ひ 肥満をふせぐ(脳の満腹中枢を刺激して食べ過ぎ予防)
  • み 味覚の発達をよくする(味がわかる)
  • こ 言葉の発音がよくなる(はっきりしゃべれる)
  • の 脳の働きがよくなる(脳への血流がふえる)
  • は 歯の病気をふせぐ(虫歯予防や口臭予防)
  • が ガンの予防(唾液の中にガンを予防するものがある)
  • い 胃腸の働きをよくする(食べ物が消化される)
  • ぜ 全身の体力がつきストレスがなくなる(健康体になる)

よく噛むことは健康になるための基本動作ですね。

なぜ噛むことで健康効果がアップするのか?

その答えは、唾液(だえき)にあります。

1日に出る唾液の量はどれくらいでしょうか?

なんと1~1.5リットルも出ます。

そして、その唾液には身体に有効な成分がとても多く含まれています。

唾液の主な成分とは?

  • リパーゼ     脂質を分解する消化酵素
  • アミラーゼ    デンプンを分解する消化酵素
  • パルオキシダーゼ 発がん性物質を打ち消す働き
  • ムチン      粘り気があり食べ物を飲み込み(嚥下)しやする糖タンパク
  • アルブミン    口の中をなめらかにして乾燥を防ぐ血漿タンパク
  • リゾチウム    抗菌作用のあるタンパク
  • ラクトフェリン  抗菌作用のある糖タンパク
  • パロチン     老化防止ホルモン
  • チアリン     糖を分解する消化酵素

これだけ重要な成分が含まれているなんて唾液をしっかり出すことは重要ですね。

唾液は虫歯予防や風邪予防にもなる!

食事のあとにガムを噛むと唾液がいっぱい出て口の中をきれいに洗い流してくれます。

唾液の中の成分と歯のカルシウムが結びついて初期虫歯を修復する作用(再石灰化)が期待できます。

さらに、風邪の予防や風邪をひいてノドが痛い時にもガムが有効です。

ガムを10分程度噛むと約1000回噛むことになり、約30ccの唾液が出ます。

この唾液がノドの殺菌消毒、ノドの乾燥防止、口の中を滑らかにしてくれます。

実際にノドが痛くなりそうなときにガムをよく噛むようにすると風邪の治りが早いように感じます。

参考文献:「噛めば体が強くなる」西岡一著 草思社 2003

ちなみにガムはノンシュガーのキシリトールガムがおすすめです。

噛む力を測定できるガムもあるので自分の噛む力をみてみたいときや食育の現場で活用できるガムです。

安富和子先生の講演会でもこのガムが参加者に配られて、その場で各人の噛む力の把握ができました。

2分ほど噛むと噛む力のレベルでガムの色が変わります。

ガムの色が赤くなっていくほど噛む力があるということがわかります。

噛む力は問題ないレベルで良かったです。^^;

このガムの詳しい説明書がありますので興味ある方は御覧ください。

>>> 咀嚼力判定ガムの説明書をみてみる!

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まとめ

  • かみかみセンサーは、楽天市場から通販で購入できる!
  • かみかみセンサーを考えたのは、安富和子先生(現・飯田女子短期大学)だった!
  • かみかみセンサーの開発メーカーは、名古屋にある日陶科学工業株式会社だった!
  • かみかみセンサーの使い方は、とても簡単。機能がシンプルなので使いやすい。

かみかみセンサーは、学校現場でもっと導入してほしいツールだと思います。

最近、また噛むことの重要性がだんだんと失われつつあるように感じます。共働き世帯が増えて、外食や調理済みの柔らかい食品、ソフトな甘いお菓子などを摂る子どもたちが増えてきているよう思います。

子供の時の食事内容や習慣はとても重要なので健康な歯の発育を促すためにも学校での食育の重要性が今まで以上に高まってきているのではないでしょうか。

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