国民的というよりも世界的に有名になったイチロー選手。同じ日本人として誇らしいですね。
イチローの本は何冊も出版されていますが、彼の生き様を示すキーワードがよく分かる本です。
天才というよりも努力家といったほうがふさわしい彼の一面を年度別の成績と年俸の推移からみてみたいと思います。
早速いってみましょう。
年度別成績と年俸推移
イチローがオリックスの1軍に昇格したときから辿っていってみましょう。
オリックス時代
プロスタート時の年度別の成績と年俸の推移です。
- 1992年(19歳) 打率0.253 安打 24 年俸 430万円
- 1994年(21歳) 打率0.385 安打210 年俸 800万円
- 1996年(23歳) 打率0.356 安打193 年俸1億6000万円
- 2000年(27歳) 打率0.387 安打153 年俸5億3000万円
1994年から一気に成績があがり、年俸もうなぎのぼりに。打率は3割後半をずっとキープし安打数も150~200前後をキープ。オリックス時代の最終年俸は5億3000万円までアップ。
メジャーリーグ時代
シアトルマリナーズ時代
まずはメジャースタート時です。
- 2001年(28歳) 打率0.350 安打242 年俸$ 5,666,667(約6.8億円)MVP・新人王
- 2004年(31歳) 打率0.372 安打262 年俸$ 6,500,000(約7.8億円)
- 2005年(32歳) 打率0.303 安打206 年俸$12,500,000(約15億円)倍増!
- 2008年(35歳) 打率0.301 安打213 年俸$18,000,000(約21.6億円)最高!
- 2011年(38歳) 打率0.272 安打178 年俸$18,000,000(約21.6億円)
年齢的にも非常に油の乗った時代ですね。成績、年俸ともに最高レベルを記録、メジャー黄金期です。
ニューヨークヤンキース時代
マリナーズで実績、箔がついた状態でのメジャー名門への移籍です。
- 2013年(40歳) 打率0.262 安打136 年俸$ 6,500,000(約7.8億円)
- 2014年(41歳) 打率0.284 安打102 年俸$ 6,500,000(約7.8億円)
わずか2年ですがヤンキースに在籍した実績をしっかりと作りましたね。
マイアミ・マーリンズ時代
まさにベテランの域に達している時代です。
- 2015年(42歳) 打率0.229 安打 91 年俸$ 2,000,000(約2.4億円)
- 2017年(44歳) 打率0.255 安打 50 年俸$ 2,000,000(約2.4億円)
すでにレジェンドと言ってもいい存在ですね。実績を求められるというよりは存在していることに価値があるというそういう域に達していると思います。
イチローのメジャーリーグ時代も凄いですね。マリナーズ時代が絶好調で年俸も最高額に到達!打率も3割をキープし続け、安打数も200以上をキープですからもう凄いというほかありません。まさに黄金期ですね。
40歳を超えてからはさすがに落ちてきていますが、人間としても当然の流れということでこのままソフトランディングという感じです。まさに野球界のレジェンドといってもいい存在ですね。
メジャーリーグで3000本安打を達成したときのインタビューを書き起こした本です。
イチローの凄さ、人間としての凄味のようなものを感じます。
2018年のイチローの動向について、最新情報が入ってきました。マーリンズからフリーエージェント(FA)になっているイチロー選手(44)の今季所属先にロッキーズが12日、浮上しています。2018年2月現在、イチロー選手は日本に一時帰国していて神戸で自主トレ中とのこと。
再度メジャーで活躍するのか、日本復帰になるのか動向が気になりますね。
続報です。
2018年、イチローの所属先が決まりましたね。
古巣のシアトル・マリナーズです。
日本球界からの復帰要請もあったと思いますが、古巣であるマリナーズから声がかかれば断る理由はなかったでしょうね。
イチロー選手もメジャー再挑戦に意欲も燃やしているのではないでしょうか。2018年はどれくらいの成績を残してくれるのか今から楽しみです。
イチロー選手の取組姿勢をみていると50歳ぐらいまで現役メジャーリーガーとして続けていけそうな感じもします。
まさにレジェンドです。
イチロー選手の現役獲得年俸(推定)はいくら?
オリックス時代からマイアミ・マリーンズ時代ですでに約93億円になります。
2018年もマリナーズに復帰していますので、2億円はありそうです。
何歳まで現役を続けるかによりますが、節目の50歳まで続けるとすると約100億円ぐらいになりそうです。Wow!
他にメーカーとのスポンサー契約料、いろんなグッズ販売からの権利料などをいれるといったいいくらになるのか!?想像もできないくらいです。
やはりメジャーの野球マーケットは、規模が違いますね。
プロ野球選手の場合は、引退してからも年金制度があるので、イチロー選手クラスになれば一生涯お金で苦労することはなさそうです。
イチロー最新の情報(2019)ついに引退!
2019年3月21日の深夜に電撃のイチロー引退会見が行われました。突然の引退会見でしたがなんとなくついに来たかあーと冷静に受け止めた人も多かったのではないでしょうか。
引退会見は、日本で開催されたメジャーリーグ開幕第2戦のアスレチック戦に出場したあとでした。
その試合直後でもイチローを球場で称えるセレモニーのようなものがあり、あれ!?これは!?と引退会見の伏線のようなものがありました。
イチローの引退理由としては、今期のキャンプでも実績を残すことができなかったというものでした。
やはりイチローと言えども加齢と体力の衰えにはいかんともしがたいのでしょう。それでも45歳までメジャーで戦っているわけですから常人ではありえないですね。
イチローの身体のラインやニユホームから見える腕の筋肉などは、日々の鍛錬を怠っていないことが明白で、若手のプロ選手と比較しても見劣りしないレベルです。
本当に尊敬できる人間ですね。ちょっと凄すぎて近寄り難い存在感すらあります。
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イチローの引退後は?
イチローの引退後の活動については、当然気になるところで引退会見でも記者から質問がでていましたが、イチローからは「監督は絶対ない!人望がないですから」といっていました。
そのコメントの雰囲気から監督業は本当にないのだろうなあと感じました。
でもイチローは本当に野球が好きなので野球は死ぬまでやっていそうです。と考えると野球に関わる仕事をしていくんだろうと思いますが、具体的に何をしていくのか?気になりますね。
何か新しいことをやってくれそうな気がします。オファーも勝手にいろいろ来るんでしょうから、取捨選択しながら新しい何かをしてくれることを期待しつつ、ゆっくりと動向を見ていきたいと思います。
まとめ
- イチローの年度別成績推移と年俸の推移はおおよそ比例相関する
- 成績は、プロ1軍から2年目でブレイク
- 年俸も比例して激増
- メジャーリーグ移籍後も成績は36歳ぐらいまで伸び続け、年俸も最高額に
- 40歳を超えてからは成績の下降に合わせて、年俸もダウンしているが日本で活躍していた頃とほぼ同額の年俸をキープしている
- 2019年3月21日イチローついに引退
イチローの歴史を成績と年俸から見ていくとスタープロ野球選手の理想形と言っても過言ではないでしょう。これは、彼のプロとしてのストイックな習慣のなせる技かもしれません。まさにプロフェッショナルと言えるでしょう。
2019年、引退後どのような動きを見せてくれるのか、同年代として今後も彼の活躍をフォローしていきたいと思います。
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