オリーブオイルは、今や日本人の食生活にもかなり浸透してきました。
それにともないスーパーには、いろんなメーカー、ブランドのオリーブオイルが並んでいてどれを選べばいいのか迷いますよね。
多くの人は、特売の値札がついているものをついつい買っているパターンだと思います。
でもその買っているオリーブオイルがどんなものかきちんとわかっている人はほとんどいないというのが実情です。
そこで混ざりのない本物のオリーブオイルということで知る人ぞ知るフシコスのエキストラヴァージンオリーブオイルについて紹介していきます。
ネットの公式ホームページからトライアルセットを注文して、3日ほどで届きました。
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この「神宿る、オリーブオイル」と言われるオリーブオイルがどれほど他のオリーブオイルと違うのか見ていきたいと思います。
また、フシコスが日本で販売されるきっかけについても紹介したいと思います。
早速行ってみましょう。
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フシコスと日本の不思議な縁
注文したフシコスのパッケージを開けると、素敵なデザインの缶に入ったオリーブオイルと専用のポアラー、そしていくつか冊子が入っています。
その一つの冊子には、フシコスが日本で販売されるようになったきっかけとフシコスのオリーブオイルへのこだわりがよく分かる内容になっていました。
思わずじっくりと読んでしまいました。フシコスのオリーブオイルを日本で食べることができるのは不思議な縁からスタートしているのだと、「神宿る、オリーブオイル」と言われる所以に、妙に納得してしまった次第です。
フシコスの日本での輸入販売元・株式会社クレタ・シラキスの副社長は、デミトリ・シラキスさんといいます。
カナダ生まれのカナダ育ちということですが、彼の父親がギリシャ・クレタ島で何代もオリーブを栽培し、オイルを作り続けているシラキス家出身でした。
地中海に浮かぶ島ですね。ギリシャ文明の発祥の地ともいわれていますね。一度は行ってみたい島です。
このシラキス家は、クレタ島のツルプサノ地区で約300~400万本のオリーブの木(コノネイキ種のみ)を代々育てて、オリーブオイルを作ってきたオリーブ農家です。
そのファミリーをルーツに持つ、彼が日本の上智大学へ留学した際に、今の奥さんである田中陽子さんと出会い結婚します。
実は、この奥さんも福岡で代々、ごま油や菜種油を扱う油屋の娘さんだったんですね。奥さんの実家は、油一筋の「筑前たなか油屋」さんです。創業は、1901年ですから100年以上続く老舗ですね。
福岡には、立派なお店もあります。この「たなか油屋」の4代目が田中信行社長です。デミトリさんと結婚した陽子さんの父親ですね。
この田中信行社長は、フシコスの輸入販売元である株式会社クレタ・シラキスの社長も務めています。
ギリシャと日本でお互いのファミリーが油(オイル)をつくっていて、その二人が出会うなんていうのは、奇跡ですね。
しかも、両家ともに昔ながらの製法でまじめに正直に油をつくり、販売してきたという歴史があります。彼らの共通の考え方は、「食べ物は工業製品ではない。」というものです。
この考え方にはとても共感します。今の日本にあふれる食品のほとんどが農薬や化学肥料を使って栽培した食物をつかい、工場で安く大量に生産されています。でもその中身は、残留農薬や化学物質、食品添加物まみれの実態があります。
こういう両家の出会いは、偶然ではないような気がしますね。きっと何かご先祖や神の意思があるに違いないと思ってしまいます。
また、彼らが販売する商品にもウソはないように思います。そういうお店から買いたいですね。
今の日本は、まとも食品を手にいれるにも一苦労です。究極的には、自分で作るしかないんじゃないかとも考えてしまいますね。
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フシコスのエキストラヴァージンオリーブの作り方とは?
シラキス家のオリーブオイルの作り方は、とてもシンプルです。すべて自分たちの手で手がけます。
オリーブの実の収穫は、11月~12月にかけておこなわれ、まだ実が緑色をした若い時に専用の道具でとります。
集めた実は、その日のうちに洗浄して、砕いてペースト状になるまで撹拌し、ステンレスタンクに入れて、約4ヶ月間待ちます。
その間、果肉や皮は沈殿し上のほうに透明なオリーブオイルができます。その透き通る淡い緑のオイルのみをそのまま取ったものがエキストラヴァージンオリーブとなります。
まぜものなし、他の品種のオリーブとのブレンドもなしのピュアなエキストラヴァージンオリーブです。日本で手に入るコロネイキ種のみのエキストラヴァージンオリーブは、フシコスだけです。
そのタンク詰めされたオリーブオイルをその日にうちに空輸して、日本に輸入されます。
あえてコストのかかる空輸にするにもこだわりがあって、船便では日本に到着するまで数ヶ月間、コンテナの中で激しい温度変化があり、オイルが劣化してしまうからです。
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フシコスの口コミは本物か?実食レポ!
さて、前置きが長くなってしまいましたが、これだけのこだわりのエキストラヴァージンオリーブオイルですから、間違いないと思いつつも自分で確認しないわけにはいきません。
オリーブオイルそのものを味わうために、ティースプーンに入れてそのままいただきました。
口に近づける段階からオリーブの爽やかな香りが鼻腔を通り抜けていきます。今までのオリーブオイルでは感じたことがない香りです。
口に入れてからの味や舌触りは、「え!」という驚きを隠しきれない衝撃的な感じです。
今までのオリーブオイルは何だったのかと思うぐらいのオリーブ感、なめらかな舌触り、オイルにありがちなベタつき感はほとんどありません。
これが本物のエキストラヴァージンオリーブオイルなのかと衝撃を受けました。
このオリーブオイルならどんな食材にも合うなという印象です。
クセがなく素材の味を引き立ててくれそうです。
私は、トースト、冷奴やトマトにそのままかけてシンプルにいただくのがお気に入りとなってしまいました。
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まとめ
- フシコスは不思議な縁で日本に誕生した。
- フシコスは、ギリシャ・クレタ島の何百年も続くオリーブ農家・シラキス家と日本の100年以上続くたなか油屋の子孫によって誕生した。
- フシコスのエキストラヴァージンオリーブは、まさに本物のオリーブオイル
- コロネイキ種のシングルモルトオイルは、フシコスだけ
自分の舌でフシコスを味わってみるとことでフシコスのオリーブオイルの口コミが本当であると実感したしだいです。
安心と自信を持っておすすめできるオリーブオイルです。
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ただこれだけの品質と手間がかかっているので価格も高級です。クレタ島の人々のように普段使いでふんだんに使えるオリーブオイルでもないことは確かです。
オリーブオイルと同じような効果が期待できるコスパのいいオイルを引き続き探していきたいと思います。
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