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国交省「タイヤチェーン義務化」の内容とネットの反応とは?意味ある?

生活
引用:http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000180054

2018年11月15日に国交省からだされた「タイヤチェーン義務化」というニュースについて注目してみました。ちょっといきなり感がありますよね。^^;

タイヤチェーン義務化の内容やネットの反応など気になる情報をまとめてみました。

早速行ってみましょう!

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国交省「タイヤチェーン義務化」の内容とは?

引用:http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000180054

このタイヤチェーンのデザイン画は、新たに新設されるタイヤチェーン義務化区間に設置される新道路標識です。11月15日に公表された文書「(別紙)道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部を改正する命令案について」に記載されたものです。

そもそも省令改正の背景・経緯はなに?

最近の異常気象による大雪、豪雪時の道路交通の確保が目的のようです。たしかに大雪で国道などで車が立ち往生して、除雪もままならずに立ち往生するという光景を見かけるようになっていますね。

2017年の鳥取県内の大雪での立ち往生                                    引用:https://www.sankei.com/photo/story/expand/170124/sty1701240011-p1.html

こうなると交通自体の確保は難しくなって原因となった車の除去をしないかぎり解消されません。大雪時は、レスキュー隊が現場に到着するのにも時間がかかり、その間にもどんどん雪が積り、車が埋もれていくという悪循環ですね。結局、先頭車両から順次脱出させないと動き出さないということになります。

そのような事態になるべくならないように車両のチェーン義務化が11月1日に国土交通省で開催された第4回冬期道路交通確保対策検討委員会で、チェーン規制を実施すべきという提案が出されて、道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(昭和35年総理府令・建設省令第3号)の改正を行うことを決めたという経緯です。

今季の冬直前でなんだか急に決まったという印象を受けてしまいますね。

(関連記事)

タイヤチェーン義務化の実施予定は、いつ?

平成30年12月上旬 公布・施行の予定となっています。

え!早くないですかね。今年度から実施ですか?

地域によっては、チェーンを新たに購入しないといけないかもです。

タイヤチェーン義務化の罰則規定はあるの?

罰則規定があるので注意が必要ですね。規制区域でチェーンを付けずに通行すると、道路法に基づいて6カ月以下の懲役か30万円以下の罰金が科されます。

まあ、こういう規制は罰則規定がないと効力がないですから仕方がないですけどね。今年(2018)から実施されるとなるとこの冬場は、知らずに違反してしまう人が続出しそうです。

でも罰金としては、大きな金額が設定されていますね。減点もいくらになるのか気になりますね。通行規制違反の対象になると思われるので2点減点かも。

まだ正式に改正になっていないので、警視庁でも公表されていないです。

パブリックコメントの受付中!11月28日まで!

この省令の改正に向けて、パブリックコメント募集中です。期限は11月28日となっています。これも短期間ですね。

この省令は、結構市民生活に影響を及ぼすものだと思うわけですが、ちょっと急すぎませんか?

このパブリックコメントに意見を書く人がどれくらいいるのか気になるところですが、おそらくごく少数ではないかと想像します。こういう感じで身近な法律が決まってしまうことに危機感も感じますね。

>>> タイヤチェーン義務化への省令改正のパブリックコメント募集リンクはこちら

国交省「タイヤチェーン義務化」のネットの反応は?それ意味ある?

ネットの反応をまとめてみました。結構批判的なコメントがおおいようです。

ご覧の通り、今回の省令改正に批判的な意見が大勢です。ツイッターの意見にある通り、義務化は必要だけどノーマルタイヤで雪道を走る車を規制する内容にすべきだと感じます。※パブコメにも記載済み

まとめ

  • 国交省「タイヤチェーン義務化」の内容とは、大雪時に立ち往生の危険性が高い区間をチェーン義務化とするもの。
  • タイヤチェーン義務化の罰則規定は、6カ月以下の懲役か30万円以下の罰金。
  • タイヤチェーン義務化の省令改正実施予定は、2018年12月上旬予定。
  • タイヤチェーン義務化に向けたネットの反応は、批判的なものが大勢。

今回のタイヤチェーン義務化の省令改正は、ちょっと急するぎると印象です。しかもその内容があまりに大雑把すぎて実態をちゃんと把握しているのか疑問を感じます。

タイヤメーカーやチェーンメーカーと国交省OB、国交省の利権関係も疑いたくなりますね。

でもこれだけスピーディーに行われるとほとんどの人は、知らないうちに省令改正されて、既成事実化されてしまうことでしょう。違反したら罰金取られて終わりです。

雪国のレンタカーとかも対応してくれるのかなあ。業界団体には早めに通知が行っている可能性が高いですが、レンタカー借りる際は、確認したほうがいいですね。

「タイヤチェーン義務化」最新情報!

2018年12月10日に国交省からタイヤチェーン規制区間の発表がありました。

詳しくは、こちらの記事にまとめましたので御覧ください。

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コメント

  1. 野村 達聡 より:

    起案から決定までの期間や、冬期道路交通確保対策検討委員会の内容で大型車のチェーン規制はあるが普通車には触れられていないことなど、利権臭がプンプンするので、無駄なことかもしれないし、パブコメの募集は標識がどうかという意味わからんものだけど、地元の人間からすると生活に直結する内容。反対の人はパブコメを送ろう。
    http://www.mlit.go.jp/common/001261404.pdf

    私は以下を送りました。
    ・このパブリックコメント募集が規制内容についてでなく、標識の内容についてであるのは何故なのか。よっぽどわかりにくければ別だが、一般の人が標識が青かろうが赤
    かろうが、四角だろうが丸だろうが、そもそもどうでもいい。チェーン規制が決定事項で、それについては意見を聞く必要もないと考えているということなのか。

    ・チェーン規制冬期道路交通確保対策検討委員会の経緯を見ると、大型車はチェーン規制をすべきということは出てきているが、普通車については言及されていない。何故、一般車にまでチェーン規制ということになったのか全くわからない。長岡技科大の佐野先生や、新潟出身の関谷先生なら、それがどれだけ危険をはらんでいるか解っても良さそうなものだ。

    ・新たにチェーン装着場を整備するとのことだが、数キロの渋滞を作った車両が随時入って出ていけるような、数百台の車が同時にチェーン装着出来るようなスペースが本当に確保できるのか。今年の福井渋滞の際は私自身が運転し、渋滞に巻き込まれたが、あそこは、大雪じゃなくてもスタックするトラックが発生する峠で、国道なのにそもそも道路構造の整備、改修が出来ていない。だがそれも数箇所の話しだ。新たに大規模な土地を取得する必要もなく、そこを改修するほうが先決だし簡単ではないのか。

    ・福井渋滞について、何故、あの程度の積雪で高速道路を封鎖したのか。除雪車が足りないのなら、2車線づつ相互で4車線あるのだから、1車線づつ除雪すれば、時速10kmでも通行可能だったのではないか。熊坂のあたりは山越えするのに、国道と高速しかないのだから逃げ道が無いところで、片方を止めたら渋滞するのは当然だ。

    ・高速道路が危険性が増したからと言って封鎖して、国道の危険性が更に上れば全く意味がないのではないか。北陸自動車道なら仮に事故が起こったとしても、僅かな労力で横を抜けていけるが、国道8号では道幅がなくそれは出来ない。封鎖の権限がNEXCOにあるのならその権限は国なり、地方自治体なりに返すべき。そうした意味では福井渋滞は自然災害でなく人災だったのではないか。

    ・大型車のチェーン規制はやむを得ないかもしれないが、4~5人いれば脱出出来る普通車にまで規制をかけるのは全く理解出来ない。チェーン規制をかければ速度が遅くなって事故が起こらないということかもしれないが、ただまっすぐ走るだけなら、大型車のほうが安定していて速い。全車チェーン規制の場合、その速度差が広がるだけだ。(大型車>普通車)

    ・本当に考え直してほしい。

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