オリンピック担当大臣の桜田義孝大臣がまたまた会見で醜態を晒して話題です。今回の失態は、記者も呆れる会見の内容でした。
オリンピックの予算が当初の1,500億円から2,000億円に膨れあがっていることについて、記者から質問があり、その答えをうまく答えられずに側にいた官僚から耳打ちされて、そのまま答弁したという醜態です。
しかも官僚とのやりとりがマイク越しにすべて聞こえていて、そのまま答えているということがバレバレなのに笑顔で答えるというなんともシュールな、コントのような会見でした。
ちょっと大臣としての資質が疑われても仕方がない失態ですね。
そんな桜田大臣の給与や年収が気になって調べてみました。
また、大臣まで登ってきているということは、それなりの経歴、実績があるのだろうと思いたいのでそのあたりのことも調査してみました。
早速見ていきましょう!
桜田大臣の給与・年収、資産はいくら?
桜田大臣の正式ポストは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当大臣で、期間限定の大臣職ですが、内閣を構成する国務大臣です。いわゆる国家公務員特別職にあたります。
国家公務員特別職の給与(俸給)月額は、法律で定められています。
- 内閣総理大臣は、206万円
- 国務大臣は、150.3万円
期末手当(民間でいうボーナス)も決められていますね。
- 内閣総理大臣は、6月期が1.4ヶ月分(約288万円)、12月期が1.55ヶ月分(約319万円)
- 国務大臣は、6月期が1.4ヶ月分(約210万円)、12月期が1.55ヶ月分(約233万円)
やはり首相、大臣ともなると良い給料を貰っていますね。国民の税金から支払われているわけですが。(・_・;)
この給与とボーナスで年収を計算すると、
桜田大臣の年収は、給与1,804万円+ボーナス443万円、合計2,247万円。
サラリーマンの平均年収が400万円程度ですから約5倍です。
ただ大企業の部長クラスがおそらくこれくらいの年収ですから、そう考えると大臣という責任の重い役職・仕事を考えるとちょっと安いのかもしれまん。
大企業の役員クラスは、1億超えが相場ですからね。羨ましい限りです。
桜田大臣の資産はどれくらいあるの?
記事中気になったのは「~全大臣中2位の1億3678万円もの資産を保有~」。嘘でしょ!
実はボンボン 桜田大臣“大工あがりの叩き上げ”は経歴詐称 https://t.co/ALhMQoJZdq #日刊ゲンダイDIGITAL
— oj88 (@herodotosu) 2018年11月21日
桜田大臣の資産は、1億3678万円でその中身は先祖伝来の土地(田畑、山林)がほとんどということです。地元でも有数の土地持ち資産家ですね。
桜田大臣の経歴や実績は?
桜田大臣の公式ページをみると、「桜田よしたか物語」という自分の生い立ちから政治家になるまでを漫画したものを読むことができます。
それを読むと家も貧しく、苦労して大学の夜学に通って大工として独立し、政治家にまでなっていく姿が美談として書かれています。
本当の話なら努力の人という感じですが、上記の先祖伝来の資産などを知ってしまう実際はボンボンだったのではないかと疑ってしまいますね。^^;
政治家になってからは、柏市議会議員(2期)、千葉県議会議員(1期)を経て1996年の第41回衆議院議員総選挙に初当選し、連続当選4回と安定基盤を築いています。
2013年9月、文部科学副大臣に就任。2014年9月、額賀派を退会して無派閥となりましたが、2016年10月に二階派に入会し、2017年の第48回衆議院議員総選挙で7選をはたします。
そして、2018年10月2日、第4次安倍改造内閣において国務大臣(東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当)として初入閣しました。
この経歴だけみると大臣になるだけの当選回数ですし、文句ない選挙実績ですね。
ただ国会議員になってから作った議員立法は、「建設工事従事者の安全及び健康の確保の推進に関する法律」(建設職人基本法)1本だけです。
ちょっと少ないですね。
まとめ
- 桜田大臣の給与は月額150万円で年収は、2,247万円!
- 桜田大臣の資産は、1億3678万円で大半が土地(田畑、山林)。
- 桜田大臣の経歴は、公表しているものとは違う可能性あり。
- 桜田大臣の実績は、選挙当選回数は多いが具体的に実現した政策課題は少ない。
桜田大臣の年収、資産、経歴、実績について見てきましたが給与に見合うだけの仕事をされているのかいささか疑問に感じてしまいますね。
この大臣で2020年のオリンピックを問題なく乗り切れるのか?不安になりますが、部下の官僚がそつなくやってくれるから問題ないのかも。^^;
でもそれじゃあ、大臣の存在価値がないですよね。これから汚名返上してくれることを期待したいと思います。
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