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やけ弁の5話ネタバレ、感想!いじめ問題への対応とは?森七菜の演技が光る!

芸能・エンタメ

やけ弁の5話が放送されました。今回は、かなり重いいじめ問題への対応ですね。内容が内容なだけに最終回の6話まで持ち越しになっています。

スクールロイヤー田口先生(神木隆之介)の対応や学校側の対応についても、個人的に勉強になる部分が多かったと思います。

どんな展開だったのか、早速5話のネタバレ、感想いってみましょう。

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学校側の加害者対応と被害者対応は?

田口先生と三浦先生は、自殺をはかった生徒のスマホからいじめの証拠を見つけて、加害者の生徒4人を特定し、校長に報告。

学校側としては、加害者側の保護者と生徒を個別に呼び出して面談をおこない、いじめの事実確認と今後について指導している場面が描かれています。

その中でいじめの主犯格の生徒と母親が呼びされてきますが、その母親がいじめ事実を認めないという場面があります。

しかし、スクールロイヤー田口先生がビシッと法律的見解を伝えて、その母親を黙らせてしまうところは、よかったです。

今は「いじめ防止法」という法律ができていたとは、知りませんでした。今の子供達の親世代が中学校のころにはなかった法律ですね。

この法律は、2013年に「いじめ防止対策推進法」とそのガイドラインにあたる「いじめの防止等のための基本的な方針(文部科学大臣決定、平成29年3月に改定されています)」として制定されたそうです。

こういう子どもたちの学校生活に関わる法律の情報って、重要だと思いますがよほど意識していないと入ってこないですよね。

今回たまたまやけ弁をみることで知ることになりましたが、自分の子供がいじめなどの当事者にならない限りは、知ることもなかったんだろうなあと思ってしまいます。

おそらくこの法律が制定されたときは、広く周知するために学校などからもお知らせのペーバーが保護者に配られたりしたのではないかと想像しますが、今現在はどうなんでしょうか。

少なくとも私の子供の学校からは、いじめに対してそのような広報活動はないように思います。

そのような意味でも今回のドラマの存在意義は大きいように思います。あらためて親の子供への監督義務責任について意識することができました。

子供とドラマをみながらいじめの話題について話せたのはよかったです。

さて、ドラマに話を戻しましょう。

加害者側への対応については、今回のドラマの中ではそれほど詳しく描かれていません。

被害者側への対応がメインでした。

被害者側への学校側の対応とは?

被害者側へは、当然ながらその保護者への説明と生徒のケアが重要になります。

学校側としては、被害者生徒の転校をすすめるというのが一般的なようですね。確かにいじめのケースは、加害者側の生徒のほうが人数が多くなりますので、事なかれでスムーズに事態を終息させるには、そっと被害者がその学校からいなくなるというのが学校としても問題を大きくしない方法なのでしょう。

日本人の場合は、被害者側の保護者も自ら転校を希望するというケースも多いように思います。

しかし、それでいいのかという気持ちもでてきます。田口先生は、その辺りを猛烈に抗議して校長や学校側と対立するという場面が描かれていました。

スクールロイヤー田口の対応は?

田口先生の行動は、生徒の気持ちのを確認するべく動きます。生徒の気持ちに寄り添うシーンは、かなり共感できるものでした。

「つまり、死に損」という言葉は、本当にそうだと思いました。

未来がある若い人がいじめなどを苦にして死んでいくなんていうのは、本当に死に損でしかないと思ってしまいます。

でもいじめられている当事者からすれば、なんとかこの苦しい事態から逃げたい一心で追い詰められて、未来なんか考えられない精神状態なんでしょう。そこから抜け出すためには、他の助けてくれる人からの手助けがないと難しいんだと思います。自分ではどうしようもない状況になっているので、親や先生、友達など周りが気付いてあげるしかないでしょうね。

そして、自分で考えられる状態に戻してから、自分の意思でどうしたいのか決めさせるとうプロセスが大事なんだと思いました。

途中、三浦先生から「やりすぎだ」と忠告されるも、「中学生だからしらなきゃいけないでしょ」と立場を押し通す田口先生は、迫力ありましたね。

田口先生に導かれて、なんとか前向きに戦う気持ちになったシーンは、感動的でした。いじめられっ子役の森七菜さんの演技も光ました。とても良かったと思います。

森七菜さんは、実力演技派女優として期待ですね。

(この記事でも森七菜さんについて書いてます。)

最終回・6話はどうなる?

次回は、いよいよ最終回、5話の続きとなります。田口先生は、本当に学校側、加害者側を訴える行動にでるのでしょうか?

そして、被害者生徒は学校に戻ってこれるのか、加害者生徒は転校ということになるんでしょうか。

気にある内容が盛りだくさんの最終回です。

公式サイトでの次回予告は、こんな感じです。

いじめを苦に自殺未遂を起こした未希(森七菜)は田口(神木隆之介)と話し合い、加害者生徒4人と学校を訴える決意を固める。これに対し校長の倉守(小堺一機)は高城(南果歩)に学校側の代理人になることを要請。田口は未希の代理人を弁護士仲間の小柴(井上順)に頼み、自身はスクールロイヤーの立場でこの訴訟に立ち会うことを決める。いよいよ学校を相手取った交渉が始まるが、その過程でいじめの新たな事実が判明する・・・。
引用:http://www.nhk.or.jp/dodra/yakeben/html_yakeben_story.html

さらにいじめの新事実が判明して、混乱していきそうです。最後どういう落とし所になるのか楽しみです。

まとめ・5話のネタバレ、感想

  • 学校のいじめ問題には、今現在「いじめ防止対策推進法」とそのガイドラインに則って対応することが求められる。
  • 5話はスクールロイヤーの必要性が明確になった回だった。
  • いじめられっ子役の森七菜さんの演技がよかった。将来、演技派女優として期待値大。

6話がどういうラストになるのか、非常に気になります。

今回のような重大ないじめ問題は、今現在もどこかで発生しているんだと思いますが、現場の対応は非常に難しいし、時間もかかる事だろうなあと思います。

やけ弁の公式ページある考証会議では、弁護士で教師でもある峯本耕治さんが詳しく解説してくれています。それを読むと現場対応の難しさとぶれてはいけない視点がわかります。

興味がある方は、ご覧ください。

⇒ やけ弁会議

問題山積の学校問題をスクールロイヤーという切り口から描いている新しい学園ドラマだけに、6話で終わるのがもったいないですね。

ぜひ続編を期待したいところです。

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