兵庫県たつの市の特産品・ぴりはりまとは、山椒のことです。
播磨地方の特産品にしようと苗木から大事に栽培された山椒だけに与えられるブランド名が「ぴりはりま」です。
2021年6月12日の「青空レストラン」で紹介されて、全国的に注目度がアップした食材です。
そのぴりはりまについて、山椒の品種や栽培方法、収穫方法、食べ方などを紹介していきます。
早速いってみましょう!
ぴりはりまとは?山椒の品種は何?
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ぴりはりまのインスタを見てみるとプロフィールにぴりはりまの定義がありました。
兵庫県はりま地方の専用農園で育成され、独自の基準を満たした山椒が「ぴりはりま」です。
引用:インスタ
ぴりはりまに認定される独自な基準というのは、どういうものなのか気になりますね。
「青空レストラン」で紹介されていたぴりはりまについては、以下のとおりです。
- 超若摘みの実山椒のこと
超若摘みすることでぴりはりまの特徴が出せるようです。
山椒・ぴりはりまの植物分類はなに?
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植物分類学上は、ミカン科サンショウ属です。
分類上は、果物ということになります。
しかも、日本原産ということです。縄文時代からすでに食材として利用されていたそうです。
日本最古のスパイスということになります。
うーん、山椒が果物で日本固有の植物だったとは!正直驚きです(^^)
ぴりはりま(山椒)の栽培方法と収穫方法とは?
山椒は、落葉低木でオスメスの株があります。
実をつけるのはメス株でオス株と一緒に植えないと実がなりません。
ぴりはりまの山椒の品種はなに?
兵庫県播磨産アサクラサンショウという品種です。
プロの栽培農家さんでは、トゲナシの朝倉山椒を栽培しているそうです。
この苗1本でも実がなる山椒の苗木だそうです。
山椒の栽培方法
山椒は、水分が多くて肥沃な土地を好みます。
もともとは、低い山地の湿った林などに自生している植物で乾燥や夏の強い日差しに弱い植物です。
育てる場所は、半日日陰で乾燥しすぎない場所がいいでしょう。
地植えで育てると樹高は、2m~5mぐらいまで成長します。適宜剪定が必要な植物です。
山椒の花は、一般地では4月~5月頃にレモン色の小花が咲きます。
6月になると黄緑色の果実がメス株に実り始めます。
9月~10月に赤く実り完熟してきます。
ぴりはりまの収穫方法
ぴりはりまの収穫は、一般的な山椒よりも約2週間早く摘み取るのが特徴です。
早く摘み取ることで柑橘系の香りと爽やかなシビレが味わえるそうです。
ぴりはりまの収穫期間は、約3日間で一気に収穫するのがポイントです。
収穫適期を逃してしまうと山椒特有のシビレが強くなってしまいぴりはりまの特有の香りや味がなくなってしまうそうです。
ぴりはりまの収穫方法は、ぴりはりまの栽培名人・中西さんが考案した方法(中西式)で摘み取るそうです。
中西式の摘み取り方法は、親指と中指を使って、実がなる房の付け根からつまみとる方法でまとめてつみとるのがベストです。
この摘み取り方法だと実に傷をつけにくく、香りが維持されやすいそうです。
摘み取った実の房は、すぐに湯がいて鮮度止めをおこなうことで香りや爽やかな味がキープされるそうです。
湯がいたぴりはりまは、すぐに砂糖とみりん、しょうゆで佃煮に加工されて「ぴりはりま」になります。
自宅に山椒の木が雌雄で植えてあると毎年ぴりはりま風の山椒の佃煮がつくれそうな気がしますね。
ぴりはりまの食べ方は?
青空レストランでは、ぴりはりまのちりめん山椒&卵黄がけごはんが紹介されていて、めちゃくちゃうまそうでした(^q^)
あとタコのカルパッチョもよさそうでしたね!
青空レストランで紹介されたぴりはりまの活用レシピは、ホームページで紹介されていますのでチェックしてみてください。
まとめ
ぴりはりまとは、播磨産の朝倉山椒(アサクラサンショウ)という品種の実を超若摘みして佃煮にしたものです。
ぴりはりまの特徴は、通常の収穫時期よりも2週間ほど早く摘み取ることで柑橘系の香りと爽やかなシビレを感じることです。
ぴりはりまは、収穫時期とその加工方法に特徴がある今までにない食材です。
和風料理にも洋食にも使える万能調味料にもなっています。
ぴりはりまが気になる人は、こちら↓ ↓ ↓の記事を御覧ください!
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